シンガポールからマレー半島を横断してタイのバンコクまで鉄道が走っています。
マレーシアの首都クアラルンプール(KL)までは、この鉄道を使いました。
建物や人の風景が少しずつ変わって行くのを車窓から眺めるのが楽しみで、
私は海外に行くと時間の許す限り、移動はバスか電車を使うようにしています。
マレーシアの首都クアラルンプール(KL)までは、この鉄道を使いました。
建物や人の風景が少しずつ変わって行くのを車窓から眺めるのが楽しみで、
私は海外に行くと時間の許す限り、移動はバスか電車を使うようにしています。
シンガポールを出発後、KLに到着するまでの
途中で何度か駅に電車が止まるのですが、
髪の毛を覆っている女性の姿が目に付き始め、
イスラム圏に入ったのだなと実感しました。
途中で何度か駅に電車が止まるのですが、
髪の毛を覆っている女性の姿が目に付き始め、
イスラム圏に入ったのだなと実感しました。
マレーシアに着いてからの予定は全く未定でした。
(到着したらどこに行こうかな・・)と考えながら、
車内でガイドブックをパラパラとめくっていた時、
ふと目に付いたのがマレー半島中央部にあるという世界最古の熱帯雨林、
「タマンヌガラ」の地名。
(到着したらどこに行こうかな・・)と考えながら、
車内でガイドブックをパラパラとめくっていた時、
ふと目に付いたのがマレー半島中央部にあるという世界最古の熱帯雨林、
「タマンヌガラ」の地名。
「ジャングル」なんてテレビでしか知らない世界です。
面白そう・・それだけで行き先を決定してしまいました。(>_<
面白そう・・それだけで行き先を決定してしまいました。(>_<

KLに到着してから早速駅前の旅行代理店で
バスとボートのチケット、ホテルを手配し、
翌朝タマンヌガラに向けて出発しました。
バスとボートのチケット、ホテルを手配し、
翌朝タマンヌガラに向けて出発しました。
小型のバスに乗ってKLから4時間、
鄙びた田舎町でボートに乗り換え、
ここから更に約2時間。
鄙びた田舎町でボートに乗り換え、
ここから更に約2時間。
茶色く濁った幅の広い河が延々と続き、
ボートはどんどん密林の中に入っていきます。
濃い緑色をした無数の木々や植物が
ぎっしりと隙間もなく河の両岸を埋め、
そこに降り注ぐ太陽の光が眩しいほどでした。
ボートはどんどん密林の中に入っていきます。
濃い緑色をした無数の木々や植物が
ぎっしりと隙間もなく河の両岸を埋め、
そこに降り注ぐ太陽の光が眩しいほどでした。
水牛が数頭、河辺で半身水に浸かり水を飲んでいる姿や
ボートのエンジン音に驚いてバサバサ・・と
飛び立つ鳥の姿が目に入りました。
ボートのエンジン音に驚いてバサバサ・・と
飛び立つ鳥の姿が目に入りました。
ここまで来ると民家も殆どありません。
目に入るのは大自然ばかり。
都市を支配する人間の営みも急速に小さなものに見えてくるようでした。
目に入るのは大自然ばかり。
都市を支配する人間の営みも急速に小さなものに見えてくるようでした。
随分遠くまで来てしまったなあ・・というのが、
その時に思ったことだったでしょうか。(続く)
その時に思ったことだったでしょうか。(続く)