一昨年に採集した本土ノコギリ。

産卵セットを組んでそこそこ幼虫が採れた。

マットを堅詰めしたボトルに幼虫を投入して翌春マット交換をすると1頭を残して全部お亡くなりになってしまった。

目の細かいマットを堅詰めしたせいで酸欠になったか?

それ以来マットは堅詰めしないようにしてる。

お盆には羽化してた。♀でした。その年は活動を開始せず越冬。

今年、6月には活動開始してたが、放置。

あれっ?ゼリーを入れてないけど、生きてるか?

生きてました。

さて、繁殖させるか、放虫するか。

折角生まれて来たんだから、命を繋げてあげたい。

そのままお盆を過ぎてしまった。

とりあえず、ペアリングするにしても♂がいない。

8/25、一昨年採集した長野市の河川敷へ採りに行こう。

お盆を過ぎると、こうも虫がいないものか。

全然いない。コクワどころか、カナブン、シロテンハナムグリもいない。

辛うじてたまにヨツボシケシキスイがいる程度。

基本、ルッキングだけど、たまには木を蹴ってみるか。

ガンッ!って蹴ると、何かが2個落ちてきた。

その1つは小っちゃいノコギリの♂だった。

う~ん、他にいないのか?

っと、そこら中の木を蹴ってみたが、全く落ちてこなかった。

ま、コレでいいか。

家に戻ってハンドペアリング。

んが、♂がケースの中を駆け回り、ひっくり返ったりで全然ダメなので、そのまま同居ペアリング。

8/29、同居4日経過。産卵セットを組んでこう。

なんだか、しっこでグッチョだな・・・。

産卵一番を用意。加水。

下1.5cmほど堅詰め。

 

産卵一番が勿体無いので、節約、カサ増しにいつ使ったか分からない、とっておいた材を入れて、

材は半分埋まるくらい堅詰め。

材が埋まるくらい中堅詰めで、上はふんわり。

転倒防止に園芸用メッシュシート。

ペアリングが確認できてないので、♂♀同居で産卵セットへ投入。

 

 

ケースがコバシャじゃないので、DOSさんとこで購入のコバエ侵入防止シートを挟んで、

完成っと。

産むかね?

 

・最高気温:29.4℃

・最低気温:22.8℃(8/25、長野市)