※写真は関係ありません。こないだ房総で撮った写真です。笑
ツイッターに書き殴った文章をまとめたもので、防備録的に残しておきたくてこちらにも投稿します。
宗教2世問題って人類史が始まってからおそらくずっと続いてきた問題ではないのかな
もともとのキリスト教も発祥は当時からするとカルトだったわけでそれ故に弾圧を受けたんだと思う
それだけに、なかなか解決は難しい
日本の新興宗教もたくさんあるけど、宗教の2世問題に社会的に取り組んだってのは
おそらくあまりなくて、事件が起きたときに単発的に取り上げられたりするけど、その時の事件として風化していくことが多い。自分たちはJWの当事者だからどうしてもJWを中心に考えてしまうけど、世の中には様々な新興宗教があってそれをひとくくりにして取り扱うことはやはり難しいんだと思う。
新興宗教が無数にあるってことは、それぞれに2世と呼ばれる人が必ずいるわけで、それぞれ人生に大きく影響は受けているはずだ。となるとやはりJWの特殊性がポイントってことになるんだと思うが、それはやはり普通の社会生活を送れなかった。ということなんだと思う。
そうすると、結局宗教2世であることが問題なのではなく、その教義に問題があるということになるのではないか。しかし、JWの教義も明確に就職を禁じているわけでもなく、普通に就職して社会生活を営んでいるJWも実際にいるということが問題をぼやかしているのではないか。
特定の行事や食べ物を禁じるというのは宗教的に見ると特に問題はないことなんだと思う。イスラム教徒などは牛肉を食べないし、厳格なイスラム教徒であればクリスマスも祝わないだろう。
JWの場合輸血の問題もあるが、これも医療選択の権利もあるわけで、 教義として確立されてはいるものの、最終的に誰かに強制されているのではなく患者自身が医療選択の権利を行使する形で輸血を受けないことを選択している。
そこにマインドコントロールがあるのかどうか?ってことが問題になるのかもしれないが、それをいうと 宗教なんてすべてがマインドコントロールで規制を始めたらきりがないだろう。
JWの宗教2世問題はホントに難しいと改めて思うけど、こうやってテレビ番組で取り上げられて、どんな形であれ問題が明るみに出てくる傾向は自分としては歓迎したいと思う。
いままでなかった取り組みでこの先どんな化学反応が起きてくるのか、楽しみだ。
そして、いま現役で悩んでいる人たちに辞めることを選択できるだけの情報やセーフティネットが整えられたり、そのための情報が増えてきている今の傾向はやはりありがたいことだと思う。
辞めるも辞めないもすべて人生は自分次第。
座って塔を建てられるかどうかじっくり考えて実行すればいい。
結局どんな環境で生まれたとしても自分の人生は自分でケツを持たなければならない。厳しいけれどそれが現実。
その覚悟があれば、なんとかなるさ。きっと大丈夫さ。