つめたい雫
ぽたりとこころに落ちて
あの頃のキミがふわり浮かぶ
不自然な関係を続けていたね
お互い似た者同士だと
頬をよせて
傷つけあっては
なみだ流してた
手と手をつないで
手繰りよせた気持ちも
何か欠けてて
雨粒の様につめたい
きっと明日の空も雫を落とすだろう
きっと明日もキミのことをみずたまりに映しては
いくつも波紋広がる
傘で顔を隠した僕
追い越しすれ違う人波
何だか苦しくて
あの頃のキミがふわり浮かぶ
お互い似た者同士だと
頬をよせて
傷つけあっては
涙ながしていた
あの日々は遠く…
六月雨。