こんにちは。
コロナ渦が落ち着いた今もリモートワークを続けている方が多いと思います。
今年入社の新入社員の皆様も、
リモートワークに向けてお気に入りの環境を整えている頃かと思います。
これからリモートワークの環境を整える方に向けて、
windowsのリモートデスクトップ接続を利用した際の、
ディスプレイ分割の方法をご紹介します。
環境について
まず初めに、私の環境をご紹介します。
仕事の時は会社PCにリモートデスクトップ接続しますが、
何も設定をしないとリモート先の画面が、
上の画像のすべての画面もしくは1つの画面にしか表示できません。
ノートPCには表示せず、ディスプレイ①②のみに表示したい私としては、当初は困りました。
画面を指定してリモートデスクトップ接続先を表示する方法
早速、タイトルの「リモートデスクトップ接続先を表示する画面を指定する方法」をご紹介します。
Step1. 表示したいディスプレイ番号を入手
Step2で指定するためのディスプレイ番号を入手します。
スタートメニューから画像のようにして「コマンドプロンプト」を起動してください。
起動した画面で「mstsc /l」と入力し、Enterを押します。
するとディスプレイの番号が出てきます。(各行の先頭の0,1の部分です)
Step2. 接続情報を作成
まずはリモートデスクトップを表示し、オプションの表示をクリック
詳細設定から「名前を付けて保存」をクリック。デスクトップなどに保存してください。
保存した .rdp のファイルを右クリックして、メモ帳などのテキストエディタなどで開いてください。
右クリックから開けない場合は、
新規作成のメモ帳の入力画面に、作成した .rdp ファイルをドラッグ&ドロップすることでも開けます。
開いたファイルの以下の数値を書き換えて保存します。
screen mode id:i:
⇒ 2(全画面表示)を指定
use multimon:i:
⇒ 1(複数ディスプレイ有効)を指定
selectedmonitors:s:
⇒ 先ほど調べたディスプレイの番号をコンマ区切りで指定
(0,1 など)
span monitors:i:
⇒ 1(複数画面にまたがった表示を有効)
終わったら保存したファイルからリモートデスクトップをしてみてください。
画面の指定が間違えていたら、やり直してみましょう。
以上で完了です。
ノートPCと画面を繋げるにはHDMIケーブルなどが必要です。
ノートPCのパワーが足りなかったりすると、
接続先の画面の描画性能が落ちるなど、リモートワークのストレスになります。
在宅ワークで使うケーブルは短いものでいいので、高品質なものを使うのがおすすめです。
会社から支給されたノートPCに、HDMI端子が2つついていない場合もあります。
そんな時は、Type-C ⇔ HDMIのケーブルもあるので別の手段を探してみましょう。
以上、お役に立てれば幸いです。