去年の11月、5歳6ヶ月の時に発達検査を受けた話の続きです。


検査を受けて約1ヶ月後、結果を聞きに行きました。


平日の午前中しか予約が取れなくて、たまたまその日は幼稚園が懇談で午前保育の日だったので先生には事前に伝えてお休みしました。



予約時間の少し前にセンターに着いたけど、時間になってもなかなか前の方が終わらず、長男が時間を気にし始める…


○時からなのにまだ始まらない!遅いねぇ!まだかなぁ?と延々喋るの…


時間に始まらなかったというのは事実、そして悪気はないのです。


でも、黙ってくれ悲しい




しばらくして前の方が終わったので長男と一緒に呼ばれました。


児童精神科の先生と初めまして。



うちよりも前に結果を聞いたお友達ママは、親の行動も見られていたと言っていたので、私も違う意味でドキドキ。







先生からは事前の問診票と前回の結果、長男の様子を見て「グレーゾーンですね」と言われました。


ASDもADHDも両方あるそうで。


当時5歳6ヶ月、幼稚園で特に困り事はないし、現段階では小学校で支援級や通級の必要はなさそうとのこと


ただ、普段の落ち着きのなさや人の話を聞かない、注意がすぐに逸れる…などなど、小学校に入って、興味がない授業や苦手なことが出てきた時に困りごとが出てくる可能性はあると。




言語能力は高いらしく、たくさん難しい言葉も知ってるし頭で理解はできるけど、興味がない、やりたくないことは聞く気がないから聞いてないしやらないだけ。


幼稚園で、先生の話を聞く時はしっかり聞いてるんだけど、聞いてる風なんですよね。


いざ、やってみましょうとなると、手順もやり方もトンチンカンで。


でも、本人は全く困ってなくてやりたいようにやってる。


そういうことか。





ルールが守れない(しれっと順番抜かししたりとか、カードゲームで相手にカードを戻させたりとか)のもそういうこと。


順番抜かし普通にしてた時は私遠くから見ててドン引きしたんですけど、何か納得できました。





先生との話が長くなってきて、飽きてきた長男は本領発揮し始めます不安


まぁ椅子に座らないのはもう日常茶飯事ですが、話を遮って「ねぇねぇ!ねぇねぇ!ねぇねぇ!いつ終わるの?」「あと少しだよ〜」とわざと先生がアバウトに答えると「あと少しってどれぐらいイラッ」とキレる。


先生と私の間の机の上に寝そべってみたり。


え、こんなことしたの初めてなんですけどネガティブ


と言ってみたけど、先生「お!僕はいろんな子をみてきたけどこれは初ですねぇ」と何か嬉しそう魂が抜ける


何百人?何千人と子どもたちを見てきた先生が初めてって魂が抜ける魂が抜ける



長男の相手をしつつ、こういう行動の解説?をしてくれました。


机に寝そべっていても、例えば靴のまま机に上がったりしないとか、靴が机に当たらないようにしているとか、先生が持っている資料に少し落書きを始めたけど、先生が持っているペンを奪ってまでしないとか。


限度をわかった上で様子を見ながらやっていると。




ほぉ。


でも、親はそれをやめて欲しい訳ですよね。





この先生はご自身が特性を持っていて、長い間不登校で自分で勉強して東大か京大か?に入ったらしく。


自分の話をする時はとても自信に満ちておられます指差し


でも、やっぱり苦労したこともたくさんあって、世間では特性を発達障害と言われるこの時代で、子どもたちに居場所を与えてあげること、そのままでいいんだよということを学校や自治体を通して講演会をしたりと活動をされているようです。






話は戻って、長男の行動をやめて欲しいという親の気持ちは置いといて、先生はやりたいようにやらせてあげればいいじゃないというスタンスで。


↑に書いたような行動とかは全然問題ないんじゃない?って感じでした。




怒るだけ無駄なんだと昇天


だって聞く気がないから。






今回の5歳児の発達相談は、最後の機会だと誰かから聞いたんですよね。


他の自治体では5歳のこの相談自体をやってないところも多いみたいで。


この先発達に関する相談は各自で自治体や病院に行くという形になるから、今の段階で現状を知ること、支援が必要かどうかの相談ができる機会があるのはとても恵まれた環境なんだと思います。




今回の話は就学前相談に近い感じなので、今の学区の小学校が合いそうかそうでないか、他の学区の小学校はどうか?という話も聞きました。


うちの市と近隣の市の、公立も私立も含めて学校事情をよく知っておられるので、引っ越しを考え始めていたし候補の学区を言ってみました。


1つの学区は即答で合わないと思うよ!と爆笑


長男は好きなことを貫くタイプ、それしか見えてないから、そういう子が多いところがいいんだそうで。


例えばポケモンオタクとか、長男みたいに鉄道好きな鉄道オタクとかはそういう子が多いらしい。


もちろんそうじゃない子もいると思いますが。


今の家の学区は児童も多いけど、そういう子多いですよ!と。


あと2つ候補のところもいいと思う指差しと言われました。


まぁ、何をもって「いい」と言っているのかまで聞けなかったんですけど。


候補の1つは、支援が手厚いらしいという話は別のところで聞いていたので、理解してもらいやすい、困った時に相談しやすいというのはあるのかな。





最後に、のびのびさせてあげてくださいねというようなことを言われたような気がします。





先生との話はこれぐらいだったかな。





終わって今度は長男はキッズルーム的なところで預かってもらって、発達検査をしてくれた心理士の先生と親の面談でした。





続きます。