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（31分10秒〜）
住友：ではパンツの話をしようか。
吉田：パンツの話なんかもうないっすよ。パンツの話……、破けてたってことですよ。
住友：別に良いじゃないですか。パンツですから。パンツは破けるものですよ。
吉田：ほんとに情けないよな。ほんとに情けないよ。
住友：それやったらぼくも、プールさ、服着たまま入ってしまったからさ。
吉田：え？ なんでそんなことすんだよ。
住友：なんか服着たまま入ってしまって。
吉田：気づくやろ。気づく……。
住友：気づかなかったんだよ。
吉田：どっかで気づくだろ。
住友：気づいたけど、気づいたのが全然後で……。
吉田：なんで全然後なんだよ。
住友：プール一回、二回てあるんね、一回二回と。一回目の半分過ぎたくらいに気づいたから。
結局ね、ぼくは、通したけど。後からなんか言われとるんやろ。「あいつやべえ、服着たままプール入っとる」って言われとるやろうから。
吉田：言われとるやろ。そのままのこと言われとるやろ。
住友：その服のままぼく一日通したからさ。濡れたのお構いなしに。
吉田：どれくらい濡れたの？
住友：ちょっとやけど、ちょっとやけど。後半気づいて、あれやったんやけど。
吉田：なんで後半気づくんだよ。
住友：後半、「服着て入っとるやん！」って気づいたんよ。
吉田：序盤で気づけよ。
住友：序盤気づかなかった！
吉田：何後半気づいてんだよ。序盤で気づくやろ。
住友：序盤気づかなかったんだよ。
吉田：もしくは中盤やろ。
住友：合計プール二十五分くらい入っとるとした場合、二十分経過したあたりで気づいたから。
吉田：後半やん。
住友：後半やろ？
吉田：そんなことある？ 誰も何も言わんだ？
住友：誰も何も言わんだね。
吉田：なんで誰も何も言わないんだよ。文字通り泳がすな！ 泳がすな、住友シゲルを。
住友：（笑）。いや、ほんと、そんなことがあって。
吉田：二十分入ってたのにそんなに濡れなかったってどういうこと？
住友：なんかあの、ぼく、子どもの相手だから濡れなくても良いんですよ。別に。
吉田：そうなの？
住友：潜んなくて良いし、腰低くしなくても良くて……。子ども抱っこしたりするだけだったやから。
吉田：何？ 入ってないんですか？
住友：いや、入っとる入っとる。こう、下半身浸かりながら……。
吉田：画が浮かばねえよ！ 全然画が浮かばねえよ！
住友：まず、プールが浅いんね、すごく。子ども用だから。ぼくの腰くらい。
吉田：あー、そういうことか。
住友：上は濡れない。下は水着なんね、下は水着。
吉田：想像以上に浅いな。
住友：重度（障害）の子。重度の子やったら死ぬやんか。
それでぼくはずっとやっとった（笑）。前回やった時は脱いどったんね。今回は、子どもの上の服を脱がさんなん子とばっか考えとって。子どもの服を脱がして「これで完璧や！」と思ってしまったんね。
吉田：それはでも、俺もやりそうなミスやな。
住友：結果としてなぜか、服を着たままプールに入っとって。
吉田：それは俺、あんまり悪く言えんわ。俺もやりそうやわ。
住友：それをやっちゃったんだよ今日。
一応、夜勤室ってとこがあって。ぼく、早めにいつも入っとるんね。職員室に行って、ちょっと色々と少し時間を潰してから帰るんすよ。皆さん、パッと帰ってくるけど、帰ってこなかったということを考えると、もしかしたら、その間に「住友さん、もしかして服着てましたよね……」っていう話をしとるかもしれん。
吉田：そんなコソコソ言わんなんほどセンシティブな話なの？
住友：いや、センシティブじゃないけど！
吉田：別に面と向かって言えば……。
住友：笑い話かなんかにして話しとって、後で後日多分、誰かがぼくに「あの時あんなことあったんですね」って話してくると思うから。
吉田：当日は一回もツッコまれてないってこと？
住友：当日は一回もツッコまれてない。当日は一回も。
吉田：あ、そうなの。でもいずれ絶対ツッコまれるのね。
住友：そう。いずれツッコまれるから。
吉田：その話多いよな。
住友：そんなもんですよ。女性多いから。
吉田：後ほど言われるパターン多いよな。ひどいよ。