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 (21分40秒〜)

 

住友:最近ぼくね、服ってジャージで良くね? って思ってるんね。

 

吉田:そりゃそうだよ。

 

住友:それを職場で言ったら、「流石にないな」って言われたんね。

 

吉田:いや、だから難しいよね、服問題。うちの会社ってさ、私服なんすよ。

 

住友:私服なんすね。

 

吉田:だから、毎日同じの着てったら、「毎日同じの着てるな」って思われるじゃないですか。

 

住友:思われるね。

 

吉田:でも、それでも同じの着てくもんね

 

住友:まあ……、そう思うよ。

 

吉田:諦めて。人生諦めて、同じの着てくもんね

 

住友:うんうん。

 

吉田:ダメだよ、こんなのじゃ。

 

住友:ぼくも職場がジャージだから。

 

吉田:え? どういうこと?

 

住友:ジャージ。ジャージなんね。ジャージで来い、って言われてる。

 

吉田:それは指定のジャージなんですか?

 

住友:全然。適当に。動きやすいジャージ。

 

吉田:そうなんだ。

 

住友:それだったら、これで行って、家帰ってもジャージで過ごしてるから。

 

吉田:「ジャージで来い」って言われてんのに、「ジャージで良くない?」って言ったら引かれるって……。

 

住友:「私服はジャージで良くない?」って言ったんね。

 

吉田:「私服でジャージはダメだよね」ってことか。

 

住友:そうそう。まあ、相手は女性やったからかもしれんがやけど。

 

吉田:なるほど。

 

住友:「急にデート挟まれたらどうする?」とか言われてさ。「ジャージで行ったら引かれるよ!」って言われて。「うーん。そうなんですか」って。

そしたら若い女性の方が、「流石に引くわ……」って言ってきたからさ。

 

吉田:そんな、その人に言わせたら俺なんかドン引きどころか、バイキンだよ。

 

住友:(笑)。そうですか(笑)。

 

吉田:おんなじの着てさ、ジーパンもまったくおんなじのでさ……。ジーパンをベルト巻いて、そのまま脱ぐじゃないですか?

 

住友:脱ぐね。

 

吉田:別に、綺麗にしないんだよ、ジーパンを。そのまま、そこに置いといて、次の日、そのまんま足を入れて履くんだよ

 

住友:洗濯はしとる?

 

吉田洗濯はしないよ、だから

 

住友:やばいねそれは!

 

吉田:だから常時ジーパンの抜け殻みてぇなやつが俺の部屋にいるんだよ! もう、抜け殻みたいなやつがいて……。

 

住友:流石にぼく、二日に一回は洗濯しとるからね。

 

吉田:いや、「流石に」って言うけど、俺はあれだよ、自分に言い訳することに関しては努力を惜しまないんだけど、ジーパンは洗わなくて良いんだよ!

 

住友:そうなんだ!

 

吉田洗わなかったら洗わなかったほど価値上がるんだよ。

 

住友:じゃあぼくジーパンで過ごそうかな。いいこと聞いた。

 

吉田:だから俺は毎日価値高めてんだよ、言ってみたら。

 

住友:素晴らしいね。

 

吉田抜け殻、みたいなやつが部屋にあんだよ、ジーパンの……。で、次の日そのまま履いて、服もおんなじようなの着て……。その点、うちには妻がいるからさ。たまには洗ってくれたりするんだよ、上だけは。

 

住友:いいじゃんいいじゃん。

 

吉田:でもジーパンはずっとジーパンだよ

 

住友:うんうん。

 

吉田:で、「流石に引くわ」って言われるんでしょ、そっちの職場行ったら。

 

住友:まあね。

 

吉田嫌いだよ、そんなの。嫌いだよ

 

住友:一応、うちって子どもの指導だから。子どもに教えんなんのよ、そういうことも。

 

吉田:確かにね。

 

住友:子どもに「洗濯せんで良いよ」って言ったら怒られるやんか。

 

吉田:確かに。だから良かったよ、教師にならなくて。

 

住友教師になんかなっちゃいかんよ

 

吉田:終わりだよ。

 

住友:まあ、なんのせ、そう言いながらも良い生活しとるよ。こうやってコーヒーも淹れながらね。

 

吉田:丁寧ですよ。

 

住友:ドリップやっとるからぼく。ドリップ。

やっぱあれね、味変わるよね。ドリップの長さで。

 

吉田:まあ……、ちょっと、分かんないけど。

 

住友:マジで⁉︎

 

吉田適当なんだよ俺は

 

住友:そうなんだ。ぼくそういうの興味あるから。苦いの飲みたかったらゆっくりで、酸味強いのだったらパッと淹れるからさ。豆入れる時の粗さも決めるんだけどさ。

 

吉田:ああ、そうなの。

 

住友粗さを百段階くらい調節できるのを持ってて。電動のやつ。

 

吉田:俺、もう、ガーッで終わりだよ。

 

住友:ぼく、ガーッてするけど、いじってくと変えるんね。粗さを。

 

吉田:だから、ガーッってやって、ものすごい勢いでお湯を入れて、コーヒーフィルターがクニャッてなって、「あー!」みたいなの、毎日やってんだよ。

 

住友:そうですか(笑)。

 

吉田:「あー! ああ……、ああ(溢れないで)良かった」、「あーめんどくさい! あーめんどくさい!

 

住友:なるほど(笑)。

 

吉田:そんときも俺の部屋には、抜け殻みたいなジーパンが置いてあって……。終わりだよ、地獄だよ。気分悪いわ。

 

住友:うんうん。

 

吉田:今夜もこれから挽かなアカンしね。明日に向けて。

 

住友:へえ。

 

吉田:だから、作業なんだよ。俺にとって。

 

住友:ぼく趣味だからね。

 

吉田:だから素晴らしいよね。

 

住友:好きな豆とかある? 好きな豆。

 

吉田ないよそんなん

 

住友:ないんかあ。

 

吉田:コロンビアだよ、コロンビア。コロンビアしか知らねえよ。なんかあるんかも知らんけどさ、自分の頭に入ってるのはコロンビアしかないよ。

 

住友:ぼくコロンビア飲んだことないからさ。

 

吉田:そうなの。

 

住友:そう。王道やとは聞いてるんだよ。

 

吉田:なんで飲んだことないんだよ。あれよ

 

住友:ぼくの行きつけの店にないからさ、コロンビア。

 

吉田:ないのかよ。あれよ。

 

住友:ぼく好きな豆はゲイシャ……好きやわ

 

吉田それは女の人だよ

 

住友:いや、ゲイシャっていう種類があるんね。豆に。

 

吉田:それは何語ですか?

 

住友:分かんないけど、ゲイシャっていう種類……。

 

吉田:ほんとにゲイシャさんですか? 合ってます?

 

住友:合ってる合ってる。

 

吉田:どう良いんですか?

 

住友:フルーティーやね。酸味強いやつは強いけど、弱いやつはスッとね、フルーティーな香りが鼻ん中に漂うんだよ、このコーヒーって。

 

吉田:なるほど。

 

住友:今ネットで調べたけど、「一度飲むと忘れない幻のコーヒー」って言うらしいよゲイシャコーヒーって。

 

吉田幻のコーヒーだったら飲めないじゃん

 

住友:でもなんか量産型あるんじゃないの? 幻の

 

吉田:なるほどね。

 

住友:エチオピア南部にあるゲシャ村で作られたから、ゲイシャっていう名前らしいよ。

 

吉田:なるほど。

 

住友:ぼく、この、ゲイシャ好きですよ、ほんと。

なんだろね、香りがすごくいいんだよね、これ。ぼく、語彙力ないから表現下手かもしれないけど、なんと言うかね、コーヒーって苦いっていう印象があると思うけど……。

 

吉田:そうだね。

 

住友:「苦い」っていうのを「違う」って言ってくれるんね、こいつ。「苦い」だけじゃなくて「甘い」とか、「酸味もあるんだよ」とかいう感じの。

 

吉田:なるほどね。

 

住友:「香りが良いんだよ」っていう感じの。そういうことを教えてくれたのがゲイシャっていう人やから。ぼくは……好きやわ。

 

吉田ゲイシャさんに感謝ですね

 

住友:ほんとほんと。

あとハワイモカも好きやね。あとマンデリン……。

 

吉田:そんなんあるんすね。

 

住友:やっぱ豆によって味も違ってくるからさ。ぼくはね、良いと思うよ、ほんと。

 

吉田:ほんと、なんというか、随分差がついたよね。

 

住友:そうなんやね。

 

吉田:もう、ひどい……。

 

住友:そんな、卑下せずに。

 

吉田:ほんと、ひどい差がついたよ。で、結構差がついた住友さんですら、「引くわ」って言われてる

 

住友:なるほどなるほど。

 

吉田:だから、「どこまで下潜れば良いんだ……」っていう感じだよ。

 

住友:でもね、「妻がいる」ってだいぶレベル高いと思うよ。

 

吉田:いや、まあ……そうかなあ……。

 

住友:だってぼく、妻作れって言われてもできないもん。

 

吉田:そういえばどうなったんだよ、マッチングアプリは。

 

住友今ぼくは受け身の姿勢や

 

吉田:……。

 

住友:『タップル』っての始めたら、意外と来るんだよ。

 

吉田:そうなんや。

 

住友三人から来た、三人から。

 

吉田:すごい!

 

住友:これで四人目や、四人……、いや、五人や五人。五人。

 

吉田:引く手数多じゃん。

 

住友これ二十三歳じゃん! マジか。

 

吉田:二十三歳なら行ってみろよ。

 

住友:今確認する確認。

いや、これ有料プランにしろって言っとる。ふざけんなよ。これ何する? 何する? 何すれば良いの?

 

吉田:返信すれば良いじゃん。

 

住友:え? これ、「プランを確認する」っていう……。

これ、有料プランにせんとメッセージ送れんがか!

 

吉田:いや……。

 

住友嫌やよ……。嫌やよ……。

 

吉田:有料でやんなきゃダメだよ、そんなの。

 

住友……有料しないよ……有料しないよ、ぼく……

 

吉田:……。

 

住友:……。

 

吉田じゃあもう終わったじゃん! 住友さんのマッチングアプリシリーズ

 

住友:だって有料だったもん!

 

吉田:ふざけんなよ。

 

住友マッチングしても会いたくない。怖い……

 

吉田:はい、じゃあ、住友さんのマッチングアプリ編完結!

 

住友:完結っすね。

 

吉田:ありがとうございました!