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(28分29秒~)
住友:まあでも、そっちの方は都会だし。電車もたくさんあるし。こっちは一時間に二本あれば良い方やし。
吉田:そうでしょうねえ。でも慣れたら怖いもんで、もう十分後とか五分後とか三分後とかに来るってなっても乗れなかったら悔しいんですよ。
住友:まあ確かにね。
吉田:なんていうか悔しいんですよね、やっぱり。
住友:なるほどなるほど。……でも、良いけどなあそれなら。こっちは一回乗り過ごしたら致命傷やからね。特に終電とか乗り過ごしたらやばいからね。
吉田:終電何時ですか?
住友:十一時とか十二時とかじゃないかな。
吉田:まあ、普通ですね。
住友:多分。うちの県の都会の方は十三時半(?)とかやけど……。田舎だから、早い・遅いんだけど。
吉田:どっちですか?
住友:ん?
吉田:早いんですか、遅いんですか?
住友:うちは遅い、うちは遅い。ごめんごめんごめん。
吉田:両方来たから……。
住友:ごめんごめんごめんごめん。
……それでね、ほんと。だからねえ、電車多いのは良いよ。
吉田:それは思いますよ。
住友:うん。で、うちのホラ、うちのホラ、電車ってさ、燃えることも。燃えることも。
吉田:……はい?
住友:燃えるから。
吉田:燃えないですよ。
住友:発火する。発火する。……あったよ、昔。そういうニュース。
吉田:いや、もう……。やめてくださいよ。なに言ってるんですか。
住友:ほんと、いやー、あったんだよ。ブレーキが外れ、引火したというのが。
吉田:どこが燃えたんですか?
住友:えーっと。電車に草がちょっと絡まるんね。で、ブレーキを押すと摩擦熱が出るやろ? そしたらその草が燃えたという。
吉田:草燃えるわ!
住友:草燃えたからさあ。何件かあったらしいから。
吉田:え? 何件かあった……?
住友:何件かあった。
吉田:学習しろよ。
住友:仕方ない、仕方ない。今は改善されたけど。
吉田:されるやろ。そんなしょっちゅう燃えとれるかよ。
住友:うん。田舎やから。
吉田:いや、田舎なの⁉ そのエピソード。
住友:え? 田舎じゃない……? 都会だったらそういうことないよね、きっと。まず草が絡まらないよね。都会だったら。
吉田:いや、どうなんですかね……。技術上の問題じゃねえの。
住友:技術上なのか、これ。そっか。じゃあそうなんかな。
吉田:……いや、分かんないです。
だから、田舎の住まいの方を何人か集めて、「草燃えますよね」って話しして……。
住友:(笑)。
吉田:……あるあるっぽくなったら田舎エピソードですよ。
住友:それ、あるあるにはなんない気がするな(笑)。
吉田:じゃあ田舎だからじゃないですよ。
住友:うちの県が特殊なんか。うちの県が。
吉田:何件もあるってただごとじゃない。
住友:二〇一三年にあった。二〇一三年に。
吉田:なんでそんなこと覚えてんだよ。
住友:最近調べたから。
吉田:なんでそんなこと調べてんだよ。「そう言えば燃えたなあ」って?
住友:そう。「なんか燃えたなあ」って。
吉田:そんな二〇一三年のこと引っ張り出してきて「うち田舎だ」とか言って陥れる……。
住友:そうやね(笑)。
吉田:大好きな故郷を。
住友:(笑)。
吉田:大好きな故郷の不祥事をほじくりだしてきて……。
住友:そうやね(笑)。
吉田:せっかく「もののあはれ」を感じさせてくれる大好きな故郷を……。大好きな子どもたちがいるのに!
住友:(笑)。
吉田:ちょっと草燃えただけで(笑)。
住友:(笑)。でも、そういうところも含めてぼくこの町が好きだからさ。そういうところも含めて。
吉田:草燃えるとこも含めて?
住友:そう、草燃えるところも(笑)。
吉田:そうなんすねえ……。
住友:そういう普段起きないことが起きるところが素晴らしいと思っとるから。そういうミラクルを起こす県なんです!
吉田:何回も?
住友:何回も(笑)。
吉田:何回も起こすの(笑)。
住友:(笑)。
吉田:ひどい話しですね(笑)。