認知症サポーター養成講座を受講すると
もらえるオレンジリングですが
今年も全国キャラバン・メイト連絡協議会から
キャラバン・メイト養成研修の講師に向けて
「オレンジリングがもつ意味」について
認知症サポーター養成講座で必ず伝えるように
お願いの文書が発信されています。
オレンジリングは
認知症サポーターの証であると同時に
認知症の人と家族を温かく見守る
“応援者”
である意思表示でもあります。
一目で認知症サポーターの存在を示す
オレンジリングを身につけることは
地域で認知症の人が孤立化せず
安心して暮らしていけるまちづくりの
重要な第一歩となります。
キャラバン・メイトが
認知症サポーターにオレンジリングを渡す際には
必ずその意義を伝えてください。
といった内容なのですが
実は昨年も
全く同じ文書が
全国の認知症サポーターキャラバン事務局へ
発信されているのです。
全国キャラバン・メイト連絡協議会が
再び同じ文書を発信しないといけない現状を
キャラバン・メイト養成研修の講師は
深く理解する必要があります。
オレンジリングは公費を充てて作成しており
「認知症サポーター養成講座」修了者にのみ
無料で交付している認知症サポーターの証です。
オレンジリングを
あげたり
オレンジリングを
もらったり
オレンジリングを
売ったり
オレンジリングを
買ったり
という行為が後を絶たないことから
全国キャラバン・メイト連絡協議会から
オレンジリングの管理について
より一層の注意を払うようにと
全国の認知症サポーターキャラバン事務局に
通達がなされました。
全国キャラバン・メイト連絡協議会には
オレンジリング在庫数調整依頼票
という書類がありまして
認知症サポーターキャラバン事務局が
オレンジリングを紛失した場合は
紛失した理由の詳細と個数を明記して
在庫数の調整依頼をするようになっています。
在庫がマイナスの場合は
理由が未記入だと調整を依頼しても
受け付けてもらえないのです。
平成29年3月31日現在の
認知症サポーター数は8,829,946人です。
(実施報告書に基づいた人数)
これまでに交付された
8,829,946個のオレンジリングは
一体どこへ
行ってしまったのでしょうね。
