病んでも老いても人は人 | センリノコウモソッカニハジマル

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お世話になりました。

在宅介護している

家族の思いは

複雑です。

 

 

介護をするという

経験から

 

気付きがあったり

感謝があったり

 

良く言えば

その経験が

糧とされること

 

逆に

介護に

時間を費やし

エネルギーを費やし

お金を費やし

 

長引けば

精力も根気も

尽き果ててしまうこと

 

 

後者は

家族の生活

そのものに

 

大きな影響を

もたらすのです。

 

 

祖父母の介護と

父母の介護

 

実親の介護と

義親の介護

 

同居の介護と

別居の介護

 

 

病状や

介護度の重さにより

計り知れない

介護家族の苦労が

存在することでしょう。

 

 

ところが

介護保険の制度は

とても粗造りというか

介護現場の実態に即しておらず

 

全く役に立たず

とは言いませんが

ざっくり大雑把であることは

否めません。

 

 

厚生労働省は

介護者の精神的・身体的負担を

軽減する観点から支援する

 

そして

介護者の生活と介護の両立を支援する

と言っていますが

 

こういう文言は

表向きであって

 

介護の現場で

機能していないのが

実情なのです。

 

 

介護を要する人

介護をする家族

 

在宅であろうと

施設であろうと

 

その空間に

閉じ込められてしまった

と感じてしまうのは

 

 

私の

 

単なる

 

思い違いなのでしょうか。

 

 

病むということ

老いるということは

 

本人だけでなく

家族も含めて

 

社会から

排他されている

ような気がしてしまい

 

 

何とも悩ましい限りです。

 

 

普通の生活

人並みの生活って

 

 

どういう生活なのでしょうね。