みなさん
子どもの頃は
将来の夢がありましたか?
私の世代は
男の子なら
エンジニアとか
プロ野球選手とか
パイロットとか
女の子なら
スチュワーデスとか
学校の先生とか
看護婦とか
違っていたら
ごめんなさい。
私にも
子どもの頃は
夢があったのでしょうか
よく覚えていません。
ただ
社会に出てから
少し寄り道はしたけれど
なりたい職業に
就くことができたんですよね。
失敗の連続で
先輩や上司から
毎日のように怒鳴られて
挫折を何度も味わって
落ち込んでばかりでした。
成果物を納品しないと
終われない仕事だから
残業して徹夜して
休日出勤して
ストレスもいっぱいで
不健康だったのに
それでも
20年以上
続けられた仕事でした。
超ハードで
多忙な毎日だったのですが
とても遣り甲斐があって
やっぱり好きな仕事で
楽しかったから
できたのでしょうね。
母の介護が
きっかけとなり
福祉の業界へと
転身したのですが
今の仕事も
また別の遣り甲斐があって
同じくらい頑張りたいですし
お役に立ちたいのですが
ちょっと
違和感を覚えることがあります。
それは
介護の仕事をしたかった
介護士になりたかった
という人に
出会うことがありません。
介護職は
子どもたち
若い人たちに
敬遠されてしまう職業なのでしょう。
そう思わせてしまうのは
重労働だから
低賃金だから
ではないと思うのです。
取り敢えずとか
他に仕事が無かったとか
たとえ入口はそうだったとしても
その仕事に遣り甲斐を見い出していなければ
はたらく姿は
子どもたちの目に
若い人たちの目に
どう映っているのでしょう。
輝きは
きっと誰かの夢になる。
働きぶりって大事ですよ。