こんばんは、森下です。
ここのところ毎日雪がちらついてますね。
そらぁ寒いわけです。
当店も暖房君が頑張ってくれておりますが効きはまずまずと言ったところ。
来週には通常の寒さに戻るそうなのでそれまでの辛抱ですね。
本日は、【FOB FACTORY】より
日本最初期の力織機『G3』で織られたあのデニムが数ヶ月振りにサイズが揃いましたので紹介していきたいと思います!
そもそも豊田自動織機『G3』とは
デニム黄金期とも言われる1950年代から稼働し、短い期間のみ生産された力織機です。
日本で最も古い力織機であるG3は、稼働するだけでも職人の微調整が必要です。
故障の際は、交換パーツが既に製造終了しているので、廃棄機種から取り替えています。
また1時間に5mほどしか織ることができず、最新の革新織機に比べると5-6分の1のスピードです。
https://youtube.com/shorts/ypY_-yiftV4?feature=share
ではなぜ、こんなにも大変な労力とメンテナンスが必要で、生産効率が低い織機を使ってデニムを織るのか。
それは、G3にしか織れない不均等なムラ感、荒々しく無骨感のある生地があるからなんです。
ここからは商品をご紹介しながら、G3デニムの魅力をお伝えしていきます。
【FOB FACTORY】G-3 5ポケットデニム (WA) [F147]
『G3』で織られた14ozのヘビーオンスな日本製セルヴィッチデニムを使用したデニムパンツ。
ヴィンテージデニムの質感に近い織り具合で、ザラザラとした凸凹な表面の風合いがG3デニムの特徴です。
素材の綿にはアメリカ産のサンフォーキン綿という超長綿を使用しています。
弾力感と柔らかさが特徴の綿で、ゆっくり織るG3の性格と相性がぴったりなんです。
形はすっきりとした裾にかけて細くなるテーパードシルエット。
後ろを深く、前を低めに縫製しているため、しゃがむ時に腰が出にくくお腹がつっかえない仕様なのもポイントです。
商品をアップしながら気づきましたが、使用しているオレンジとイエローのミシン糸、それぞれ糸の太さを変えています。
縫う箇所によってミシン目の表情も違うので、これも経年変化していく中で魅力のひとつです。
『G3』の魅力が少しでも伝わったでしょうか。
大人のファッションの楽しみ方のひとつ、経年変化。
長く大事に育てて、いつの間にか自分の体に合ったオリジナルの服に。
G3デニムのアイテムが、そんな楽しみを味わうきっかけになると嬉しいです。
Morishita
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