以前テレビで、植物などから染色する染色家の人の特集を見たんですが、その人がお師匠様から言われた言葉に、「色を追うな」というのがありました。
なるほどな…と思ったのを、子育てする中で思い出しました。
はじめに理想の色があって、それを求めてあちこち探す、のではなく、この植物からはこういう色が出る、という感じで色を導いていくというか…
見たのが結構前なので細部はうろ覚えですが、おおよそそんな感じだったように記憶しています。
これって子育ても同じだなぁと思うんですよね。
こうなってほしい、という理想の姿を設定してそこに子どもを向かわせるのではなく。
本人が向かいたい未来に向かって進むための手助けをする。
うーん、言葉でいうのは簡単ですが、これって結構難しいことだなと思います。
だからこそ、気に留めておかないといけないのかな、とも。