アメリカでのビジネス、楽しい仲間と地デジ日本語放送 | OBSN | アメリカで勝負を挑んでいる人たちのブログ

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皆さん、こんにちは。タックです。

私としてはOBSNのブログのデビューになりますのでよろしく。

ご当地南カリフォルニアはオレンジ郡に住みついてからかれこれ30年以上たちますが、経験というのは自分が欲していたものが手に入らなかったときに手に入るもので、そういった意味ではビジネス経験は豊富だと自負しています。


ここで一旗あげたい人に言えることは、日本人コミュニティーは小さいです。特に昨今日本企業が元気がない。日本人相手だけにビジネスしても限度があります。もっと大きな視点を持ってがんばりましょう。アメリカは大きいです。何でもできます。ここカリフォルニアに関して言えば、ちんけな東洋人がでていってもちゃんと言うことは聞いてくれます。人種や文化の違いを超えていい友達も作れます。

もちろん失敗もします(経験者)。競争も厳しいです。


でもそのために日本人であることをやめよう、といっているわけではありません。私は自分の日本人としてのヘリテージを誇りに思って、それを売り物にがんばっています。

ただ、自分の文化圏の外でがんばり続けるのは時としてしんどい。どこかに同じ仲間とリラックスできる空間がほしい。だからOBSNみたいなところは自分にとっては貴重な存在です。ありがとう。


日本語と文化といえば日本語テレビ放送ですが、ご存知のとおりここでは2月からユナイテッドテレビが地デジ放送をフルタイムではじめましたが、これがこの周辺では傍受できていない人が意外と多いのでちょっと情報を提供したいと思います。


このチャンネル18.2ですが、事前のPRに反し、この新しいデジタル・サブチャンネルは地上波放送に限られ、ケーブル、衛星放送ではキャリーされていません。その辺の理由は長くなるので省略しますが、これを受信するためには地上はチューナーが必要です。例のFCCからの$40クーポンで買える、あれです。

あれに室内アンテナをつけて受信できる人はラッキーでもう皆さんすでにそうしておられると思います。めでたしめでたし。


でもこうするとケーブルのセットトップボックスや衛星受信機に組み込まれている番組表やレコーディング機能は使えません。水曜朝OBSNミーティングに出ると日本からのニュースが見られない。何かいい方法はないか?

はい、あります。あまり知られていませんが、DirecTV はHD衛星受信機に取り付けられるOTAチューナー(AM21)を$50で別売りしています。これを使えばメインの受信機のプログラミング・ガイドや録画機能が使えます。Dish Systems の上位機種にはすでにOTAチューナーが内蔵されているようです。これにアンテナをつけてやればOKです。ケーブル会社の方は CoxTime Warner も情報があまり出ていないのでわからないのですが、OTAチューナーの用意があるかどうか訊いてみることです。


さて、このアンテナですが、アーバイン中部以北の人たちは多分室内アンテナで十分安定した受信ができていると思います。非常にラフな見積もりですが、アーバイン南部、レークフォーレストあたりから南はこれでは苦しいのではと思います。うちはミッションビエホなのでこの地域に該当します。ここはいわゆる「イエローゾーン」で小型でも屋外アンテナがあれば受信できるようです。

でもオレンジカウンティー南部にお住まいの方々は多くの場合アソシエーションの規約で屋外アンテナをつけるのはご法度になっており、それがネックになっていることも多いと思います。

うちの場合、これを「アンテナっぽくないアンテナ」をつけることで解決しました。もともとうちは衛星放送を契約しているので屋根にパラボラアンテナがつけてあります。そこにちょっと日本のDXアンテナ製のDTA-700というプラスチックハウジングに封印されたアンテナをくっつけて使っています。SolidSignal.com というベンダーから安く入手できます。もしも Out-of-Stock の場合あしからず。ネットで探してみてください。

アンテナの位置が表通りからは見えにくい裏庭に面していることもあって今のところ文句は出ていません。

この工事はそう難しくはないのですが、壁に穴を開けなければいけない場合もありますのでそうした経験のない人はハンディーマンを雇ってするのもいいでしょう。


私はテレビビジネスをしているわけでもハンディーマンをやっているわけでもありませんが、元来技術屋なのでこの手のことはある程度詳しいつもりです。もっと情報がほしい人や相談に乗ってほしい人はコメントをください。


それでは今回は予想以上に長くなってしまったのでまた今度。