それは今に始まったことじゃない、前にも何度かあったんだ。
思い返せば最初は中学二年から三年の夏にかけての出来事だ。
頭が全く働かない時期があった。
何を考えてもどうやっても何も思い浮かばない時。
中2の夏ぐらいからだんだんおかしくなってきてた。
中3の夏が終わるぐらいまで続いた。
自分の思考から一切抜け出せなくなる瞬間、
自分の周りの物が全てって考えちゃう狭い思考回路。
何をやってもうまくいかない、
そんな感じの時期があった。
高1の冬にも同じことが起きた。
何も考えられない、何も楽しくない。
高1の三学期に体を壊してしまい、
そこからずっとおかしかった。
お金もない、新しく出会うものも無い、
遊んだりはしていたけど、
何も頭に入らなかった。
そんな時期だった。
大学2回生の夏、また同じことが起きた。
全く頭が働かない、楽器も全然うまくならない、
バイト先でおんなじミスを何回もする。
何をしてもうまく行かなかった。
自分が最強なはずなのにみたいな変な思考があり、
ベースなら俺が一番だろみたいな感じもあった。
途端に難しいフレーズが弾けなくなったり、
歌もちゃんと歌えなくなってた。
27歳、東京に来てから同じ事が起きた。
何も考えられない、仕事のミスを連発。
些細なことで後輩と喧嘩が絶えず、
仕事も失った。
実は今、まだそれが解消されていない。
自分には分かる、頭が全然回ってないって。
今回は特に長い、もう4年ほどこの状態。
ずっとそう、見たら分かるんですよ。
人間一番カロリーを消費するのが脳なんですって、
頭が回ってない時期はとにかく太ってた。
太ったり痩せたりの周期はこういうとろにもあるのかも。
iPhone、iMac、便利なものが家にあって、
指先でちょんちょんと調べたら何でも分かる時代です。
でもそれを知ったからって何にもならないんだ、
体験したものには絶対勝てないんだよな。
便利になっていくたびに、
頭がどんどん衰退していってる、
それと同時に動かなくなり、
ただ食べるだけのデブになってた。
考えるんじゃない、感じるんだって、
音楽の世界はそういう部分が結構多い気がする。
でもやっぱり考えないことを辞めたら、
どんどん衰退していくだけなんですよね。
頭で考えるだけじゃなくて、それを実際にやってみる。
俺も明日から変わらなくちゃ。