利用者さんの中にはこだわりを持っている方がいます。
認知症の症状の一種なのかもしれませんし、もともとの性格のあるのかもしれませんが、私が思うに服にこだわる方はとても多い気がします。
施設にいると様々な理由で服が汚れるので、入浴時にきれいなものに着替えますが、どんなに説得しても汚れた衣類を取り込み、洗濯に出そうものなら怒り出し不穏状態になってしまいます。
それまで着ていた汚れた服を洗濯に出す=取り上げられるという思いが強くなるのか、頑として拒否します。
洗濯する衣類は袋に入れて利用者さんに戻すのですが、袋から衣類を取り出しタンスにしまってしまいます。
家族が面会に来た時、汚れた衣類がないとなぜ汚れた衣類がないのか!と文句を言われることもあります。
そんなに文句をいうならご本人を説得してください。
とはいえ、認知症であるが故、臨機応変な対応をしてもらえないことも多々あります。
そのため、汚れた衣類を袋から取り出し、タンスに戻してしまうことが何度か続けば、利用者さんの部屋に戻すのではなく、別部屋で保管し、家族が来た時に渡します。
服にこだわりが強い方のタンスに同じような柄のズボンがあったため、こっそり交換しようとしましたが、生地の薄さが違う!とばれてしまったことがあります。
すごいなと感心するとともに、その服はもう数週間着ていますよ・・・と。
服にこだわりがある方から汚れた衣類をどうやったら預かることができるのか・・・
難しい課題です。