患者さんが増えすぎてか
入院した患者さんが陽性でも、転院する病院もないし、環境が整った専用の病棟も一杯だから、自分のところの一般病棟で看護するようにと会議で決まったそうです。
古い病院なので、個室といえど、ドアや壁があるだけで、換気設備もないし、水道もありません。ドア一枚で手術後の患者さんと隣り合わせです。一般の患者さんを看ながら、陽性患者さんも看ます。専用病棟ではありませんのでね。
幸い、重症の陽性患者さんはいないのですが、看護的な事だけでなく、もちろん、『テレビが付かないよ。』とか、『眼鏡はどこに行った?』という内容でも N95マスクに手袋、ガウン、キャップにフェイスシールド 脚袋を装着して 部屋の中に入り、用事を済ませて出てくる、という必要があります。
翌日に検査結果判定が出る方にも同様の予防策のため、着替える必要があります。
これが中々 時間がかかってストレスになります。
隔離の間は、ゴミも外に出せませんので、部屋の中は封がされたゴミの山がどんどん高くなっていきます。水道設備もありませんから、排泄物は固めて専用のゴミ袋に入れるか、おむつや処置用シーツで吸わせて捨てるようにと言われました。
病棟の中には患者さんの家族は入れませんので、自分の身内が、廊下にPPEグッズが並んでいる部屋の隣なんて知ったら、どんな思いだろうと思うのです。
せめて、病棟を専用にするとか、一般の方と空調調整するなどしてゾーン分けする必要があると思うのですが、経済的なことや患者数を考えると小さな病院では、これで精一杯なんだろうなと思います。
5類に移行とか言ってますね。
重症の方が増えませんように。
スタッフに感染者が増えて、欠員がこれ以上増えませんように。
スタッフが少なくても、定数というものがあるので人は増やしてはもらえません。少ない人数でやりくりするしか、ないのです。
今年も、冠婚葬祭以外は、有給は使ってもらえそうにありません。
年5回以上の有給取得の義務化って どうなったんでしょう。
今日は、備え付けのクリンスイのフィルター交換をしました。
案外簡単に交換出来ました。