私の母は、昔から 愚痴や人を悪くいうことが多いひとで 私は毎日のように愚痴を聞かされていました。
一番多いのは 父方の親族に対するもの それから父そのものに対する愚痴 悪口。
近所の人に対することもあれば、テレビに出ている人にも。
母は、60年前の結婚当初から 父の兄夫婦に嫌なことを言われたり されたりしたため、自分は傷つき、大変な人生だったと。
父は私たち子供が小さなころから家庭をほったらかしにして、酒を飲むわ、麻雀をしていたと。
隣の人は野菜を作るのがへただと。
裏のご夫婦は、家の中が汚くて あんなところでよく住めたものだと。
反対に 自慢も多い。自分の親族の自慢、息子の自慢、お友達の多さの自慢。自分に人望があると自慢。
比較されて、愚痴や悪口を聞かされるのは本当にしんどかった。
本当にそれが嫌で嫌でたまらなかった。
大学入学の際は、やっとこの家から出て一人暮らしが出来ると、先に県外の大学にいってしまった兄を追いかけるように、2年後家を出て大学に進学。昔は 村から 国立大学に行く人も少なかったので、父も母も喜んで一人暮らしをさせてくれました。
それから、もう38年。実家を出てからのほうが はるかに長い月日。
今日、実家に帰ったら、入院している父への母の愚痴、悪口が始まったので さすがに もうやめてくださいと荒い口調で頼んでしまいました。
あと数日と言われているひとの悪口を言うのはやめてくださいと。
小さい頃から、母の愚痴や悪口が本当につらかったと。
愚痴をいうのは ポイポイゴミを その人の前にすてるようなものだという方がいて なるほどと思いました。愚痴を聞いてくれる相手が、ゴミを ひとつひとつ拾ってくれているうちはいいですが、いっぱいになると 手元からあふれてしまう。
対象が、病床の父なので さすがに今までずっと我慢して聞いていた私の腕の中から 一気に それはあふれてしまいました。
我慢して 私の心がドロドロになるのは避けよう。
我慢するのは やめよう。
嫌なことは嫌と言おう。
今までにも 愚痴を聞きたくないと私は母に何度も言ったこともありますが、そんなこと母は、忘れていました。
『もういいません、貴女には』と言ったあとで『貴女に愚痴を言って聞いてもらわないと私はストレスがたまるじゃない。聞き流してくれたらいいのに。』と言われました。
裏の奥さんの悪口は聞いてあげるし聞き流すけど、お父さんの悪口は無理です。聞きたくない
と喧嘩になりました。
もう無理。
