(いえ、人に紹介されてのものです...)

小宮山洋子さん、、、と聞いてすぐにわかる方は、だいぶ年配の方かな。
わたしも、チラシの写真を見て、あぁ、と思い出した程度の認識しかありませんでした。

元NHKの解説委員。 なのでお顔はよくテレビで拝見していましたね。
当時は、すすき野団地や横浜総合病院のあるもみの木台に住んでいらしたとのこと。
その時のつながりで、今回のあざみ野での講演に、はるばる現在お住まいの軽井沢から。
その後、国会議員となり、民主党が政権を握った際には厚生労働大臣も。
こども関連の立法に奔走されたとのこと。 当時は毎日3時間ほどの睡眠だったとも。
それで精魂使い果て、政界を引退して、前から住みたかった軽井沢へ移住。
ゆっくり庭を眺めながらくつろいで、、、のはずが、今は10個くらいの
ボランティア活動を掛け持ちされているそう。 メインはこども食堂。
そこから、閉鎖的な軽井沢町を変えよう!と、町長選挙で4期目を狙う
現職への対抗馬を擁立し、選挙参謀を務めて見事当選!
でも、一度も町長室にも行ってないと、一線を画していらっしゃるそうな。

 

 

 

去年だったかに転倒して足首骨折。
でもその場に医者も看護師も居合わせたとのことで、あとで搬送された病院で、
『こんなに初期処置が完璧だったケースはない』と言われたとのこと。
それが(少し)癒えての、今回のあざみ野凱旋でした。

いろいろな話をしてくださり。
なので、何について、というより、拾ったキーワード的なものを列挙します。
◆共助!
◆今日できることは今日やる主義。 やろうと思った時に始める。
 始めてみてうまくいかないところを修正。
◆ポスターは基本、全体的な構図、色合いなどは変えない。 イメージ戦略。
◆『こども食堂』と言うと、『貧困な子どもの行くところ』という
 バイアスがあるので、『あたしキッチン』。
  https://foodbank-karuizawa.org/tag/%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%97%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3/
  https://www.pref.nagano.lg.jp/jisedai/documents/documents/06atashikitchen.pdf
◆活動の財政を支えてくれているのは、賛助会員40くらい、年間1万円。
 労力は出せないけど、お金での支援なら、という企業はある。
◆世代間交流が大事。
◆継続は力なり。 今は1回で150食。
◆最近はお弁当のニーズも多い。 来てもらうことが大事な目的とは言うものの、
 来れない人もいる。
◆会員は女性が多い。 如何にして男性を巻き込むか。
 仕事をされていた方が多いので、役割を与えるとか。
◆今はこどもより高齢者の方が多い。 通いの場となっている。
 ⇒ 別枠で、いきいきカフェを月2回開催。
◆(自分もそうだが)ひとり暮らしが課題。
◆軽井沢には30の区があるが、移住したころは、その区長全てが男性。
 それはおかしいだろう?という、地元民と移住者とが語らう場を作り、
 それが発展して、何か行動を起こすことに。 すべてはそこから。
とまぁ、そんな話を。

なお、今回の講演の企画・開催・運営はこちらの団体。
 https://www.yorisoi.info/
冒頭に掲載のチラシはこちら。
https://www.yorisoi.info/img/20250419_10%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%83%AC%E3%82%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7

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