まるちゃんが時代劇で主演を務めると知り、
歓喜に沸いたあの日から半年、
ようやく昨日、放送初日を迎えた
まさか6月の6だったとはね。
朝、サタプラではきっちりとしたスーツ姿で登場したまるちゃん。
初日の験担ぎかな?
サタプラが終わってすぐ公開された
「放送直前!主演・丸山隆平 ひとりWEB舞台挨拶」、このご時世じゃなかったら盛大にイベントとかも予定されてたのかもな・・・。
事前募集した質問に辰五郎が答えるという無茶ぶり企画、
ジャケットの上から着物を羽織った瞬間に江戸っ子口調の辰五郎に切り替わるまるちゃん、
さすが!
コーヒー飲む辰五郎は貴重(笑)
9:45~は、
「緊急放送!大江戸グレート対談
~主演・丸山隆平 × 監督・本木克英~」
意外だったのが、
動物モノの演出には自信があった監督が、
翁丸と最後まで仲良くなれなかったというエピソード。
心配したトレーナーさんから餌を渡されて仲良くなろうと試みるも、美味しそうに食べた次の瞬間に噛みつこうとされたって(笑)
「撮影が終わったいま翁丸に対してあるのは敗北感」なんて言っちゃう監督、好感持てます。
そんな本木監督のまるちゃん評が嬉しかった。
丸山隆平の魅力は品の良さ。
だからコメディの主役ができる。
汚い言葉を言ったり、すごくエロいシチュエーションだったりを演じていかなきゃいけないんだけど、これが下品にならないっていうのが良質なコメディ。
汚れても嫌味にならない、と。
本人は初めて言われたと言ってたけど、
京男特有の柔らかな物言いや、
ふと見せる所作の美しさ、
何よりその人柄からも
品の良さが滲み出てますよ♡
“歩くパワースポット”だと共演者から言われてるらしいまるちゃん
すごい褒め言葉!!
そしていよいよ放送された第一話
手元にある原作本は迷った挙げ句まだ読んでいないので、純粋にドラマだけみた感想、
最初の長屋のシーンから時代劇特有の仄暗い画面を見せられ、あ、これはやっぱり時代劇なんだと、改めて入口で提示されたような感覚。
個々の登場人物に関しては、期待してた以上に個性豊か。
特に、辰五郎のクズっぷりは想像を越えるレベルで、
店賃が払えなくて今にも追い出されようとしているのに、
賭博で逆に借金を増やしてしまうどうしようもないダメ男。
でも、羽振りのいい時には長屋のみんなの店賃や借金を肩代わりしたり、井戸の修繕費にと小判をポーンと出していたというエピソードがあることで、お調子者だけど義理人情に厚い粋なヤツだとわかる。
なのに、長屋のみんなから預かったお伊勢参りのための大切な路銀をまた一瞬ですってしまうのだから信じられない。
ひとりでお伊勢参りに行くのが心細げな三吉を、結局は放っておけなくて、連れていく優しさを見せたかと思えば、
三吉が頼まなければ、身投げ途中の沙夜を見て見ぬふりをしてたっぽいし・・・
今のところ辰五郎は博徒らしく
“ツキ”を呼ぶか逃がすかの
直感で行動する男なのかな、という印象。
でも、
博打で文無しになった女に、無けなしのお金を恵んでやるところはやっぱりいい人。
粋で、カッコよくて、うっかり惚れそうに♡
「抱いてかないのかい?」に
「オレが女に不自由してるように見えるかい」
って台詞。
その後の
「たっけぇ笑顔だぜ(苦笑)」にヤラレた♡
お伊勢参りへ一緒に行く女を探そうとナンパするところ、
「おねえさん、ちょいと話を聞いてくんなっ。
もしよければ俺と一緒にお伊勢まで行かねーかい?」
この時の腰に手を当ててカッコつける感じとか
普段なかなか見れない貴重なまるちゃん(*´艸`*)
身投げした沙夜を助けたシーン、
お姫様抱っこに目が釘付け!
沙夜が羨ましいったら(♡ω♡)
私なんか連れて行っても足でまといになるだけという沙夜に、
「大丈夫、居るだけでいい」と手を差し伸べる辰五郎にきゅん♡
辰五郎を通してまるちゃんの男らしさや愛嬌がたっぷり滲み出ているから、
やっぱり今回もまるちゃんが演じる役に惚れそうです(///∇///)ゞ
他にも、
親分である甚右衛門に逆らった者には顔の生皮を剥ぐという菊佐の残忍さも想像以上だったし、
何より、
翁丸がわんぱくすぎる(笑)
辰五郎と初めて出会うシーンなのに
もう尻尾めっちゃ振ってずっと脚に飛びついてるし(。>∀<。)
やっぱりなぜか動物に好かれちゃうまるちゃん(笑)
元気すぎる翁丸をハイハイってなだめながら演じてるみんなの自然な感じがすごく良くて、
気がついたらずっと翁丸を見ちゃってる(笑)
あとは、
食い道楽に呑み道楽の辰五郎らしく
名物・奈良茶飯の食レポシーンが普段のまるちゃんを見ているようで見事でした!
これから話数が進むにつれ、
登場人物の背景がどんどん明らかになっていくだろうし、
向こう見ずで命にも執着はない辰五郎が、
この先どう変わっていくのか、
そしてお伊勢参りは果たせるのか、
最後まで楽しみに見守りたいと思います!