しばらく放心状態・・・。
こんなにも辛く、哀しく、やるせない感情を抱かされた月9ドラマを、私は他に知りません。
その真実は、想像をはるかに超えて、
残酷でした・・・
「トレース~科捜研の男~」
これまで一話完結で描かれてきたのは、
亮ちゃん演じる科捜研の研究員・真野礼二が、
その膨大な知識と高い鑑定技術を駆使して
被害者の想いや無念を次々と明らかにしていく姿。
たとえそれがあまりに哀しい真実だったとしても、
「真実を知らないことが一番つらい、人は知ることによって前に進めるんだ」
という信念がブレることはありませんでした。
ただ、
その信念がいざ自分に向けられた時にどうなってしまうのか・・・
彼自身、本当に真実を知ることで前に進んでいくことができるのか・・・
ここがこのドラマの大きなテーマだったと思います。
「弟のために死ぬわけにはいかない」
兄のその言葉で、
今度は弟の命を盾に取られてしまい、
弟を守るため、殺されることを受け入れてしまった兄・・・
哀しすぎた真実。
ジュニアさん演じる壇刑事部長の口から
次々と吐き出される言葉に合わせて、
結局、真実は、
ひとりの狂人とひとりのクズ教師によって家族が死に追いやられたという、全く救いようのないものだったけど、
最後、銃口を向けながら引き金を引くのを耐えれる真野さんであってくれてよかった。
「オレは前に進みたいんだ、
そのために真実を探してきたんだ・・・
オレはお前らみたいには絶対にならない、
お前らとは違うんだ!」
自分も前に進むんだという強い意思で
信念を貫き通した姿は、
最高にかっこよかった。
そして、
もうひとつのテーマとして監督さんが描きたかったのは、
真野さんとノンナの恋愛ではなく、
真野さんと船越さん演じる虎丸さんとのラブ(?)ストーリーだったとのこと。
最初は、その高圧的な態度と傲慢っぷりに
なんちゅう昭和な刑事やねん(!)
と思いながら見ていたけど、
これも監督の策略だったとか。
あんなに反発し合ってたふたりが、徐々に信頼関係を築いていく過程は、回を重ねていくドラマならではの見せ方で、とてもよかった。
ラストの夕焼けをバックにしての握手
お疲れ様でした!
もし、続編やスペシャル、映画化があるならば
ぜひ、
前に進むことができた真野さんの、
この先の姿が見てみたい!
それから、
改めて思ったのは、
亮ちゃんはeighterの誇り
そして、
錦戸亮は、
関ジャニ∞に
無くてはならない人だ
ってこと!
絶対に!!!
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