今、「味園ユニバース」を観て・・・。 | 丸山隆平holic!~オレンジ色に染まる日々~

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10年目eighter、
自分用の記録です
(まるちゃん多め♡)

土曜の夜、
ドリパスで「味園ユニバース」の復活上映を観てきました。

いつもの映画館。
舞台となった「味園ビル」から徒歩ですぐの劇場です。

12月にも行ったので、大きなスクリーンでこれを観るのは3回目。

当然、今回は今までとは違う見方になりました。


とりわけ、刺さったのが、
カスミが握った拳から指を1本ずつ開いていくシーン。

4本。
「うちの世界はこれだけで足りんねん。

おじい、スタジオ、マキちゃん、赤犬

これだけで足りるから、
1本ずつ完璧にしたいねん。」


後のシーンで、
過去を辿るため、カラオケで一人ひたすら「♪古い日記」を歌い続けるポチ男。

止めようとしたカスミに向かって
出した指は1本・・・

「1本だけ。この歌しかない。」


この時、

あぁ、きっと、
すばるの指もたった1本、

「歌」だけでいいんや、

だからこれを完璧にしたいんやな。


そう考えるとしっくりきました。


思えば、私がeighterになって間もない頃、
すばるに抱いてた印象は今とはだいぶ違っていました。

真っ直ぐ睨みつけるような大きな目と、
わざと眉間に寄せたシワ。
媚びない態度が時に無愛想で挑発的に見えて・・・

私が抱いてたジャニーズのイメージからはかけ離れた存在。
  
テレビに出る度に
今日はすばる君、笑ってるかな??

って確認するのが恒例だったっけ。


スクリーンに映ってるのはちょうどその頃のすばるで、

静かだけど、
ギラギラしたものを内に秘め、
マイクを握ると、とたんに己を解き放つように歌う、

その姿は危うくて、
でも、圧倒的にカッコよくて、

そしてその歌声は聴く人の魂を間違いなく揺さぶる


やっぱり、

すばるにアイドルという括りは窮屈すぎる



最後のシーンは、
味園のステージで赤犬のメンバーと
「♪ココロオドレバ」を歌う茂雄

そこには歌うことを心から楽しんでる
素の「渋谷すばる」も映っていました。



もう自分を納得させるには十分でした。



エンドロールに流れた
「♪記憶」

この世界を 壊しても
時間は永遠に 流れゆくから

この世界の 片隅で
生まれて消える 運命だから

憧れも 優越も 刹那の光
ここに生きている


覚悟をして挑んだつもりだったけど、

この歌で、
我慢してたものが、ボロボロこぼれ落ちました。


もうわかったから(;_;)


観念しました。


鼻をすする音があちこちで聴こえ、
左隣の女性も泣いてました。


明るくなって横目で見ると、赤いロングスカートのお嬢さん

声こそかけられなかったけど、
心の中でエールを送りました。


帰ってきてから、
当時買った新聞を引っ張り出してきました。

「オランダの観客総立ち!!」
「やまない拍手と歓声!!」
「作品にも絶賛の声!!」
「すばる退場後も一部の外国人ファンが会場に残って「あ」を日本語で大合唱!」


映画祭発行のデイリー新聞にも
リハーサルの様子を取り上げられて、
大注目を浴びたこと。

そして、
帰国後のスバラジでは、

人生初のストリートライブを経験した話や、
アムステルダムの駅構内に置かれたピアノを普通に弾いてる人、
子どもを抱っこしたお母さんが子どもをピアノの上に座らせて歌い始めたり、
そこに誰かがハーモニカで加わったり・・・

ナニ?この文化!?

って、
興奮気味に語ってくれたすばる。


この時の体験がずっとすばるの中に残ってて、
日本を飛び出して、
広い世界を見てみたくなったんだとしたら、

もう責められるわけない。


本当のところはわからないけど。



いつか、すばるの口から
その辺のことを聞ける日が来るかな?


とにかく、
このタイミングで「味園ユニバース」を観れて
よかったと思えます。


ドリパス、この作品へのリクエストはまだまだ途切れることなく続いてるようなので、

これらからもあちこちで復活上映されることを期待してます。