さめすぎてると言われる
目が悪くなるより、治療法を怖がっています
高校生の頃に犬の散歩で知り合った、もう家族みたいな人達に
「あんた妙なところで気が小さいんや。おばあちゃんを守り抜いた時の意地はどこや?」
「自分の事はどうでもええねんから、もう、死ぬかどうかの時もそないして嫌や言うんか?」
「猫と離れたくないなら、一泊だけの入院にしてもろて、あとは通いにしてもらい。どうせ寝て起きるまでは何もせえへん。御飯と寝起きの熱だけや」
ごもっともです
昨日もお姉さん先生に「眼は二つあるから一つ悪くなってもいいと思う」と言って、呆れられたり「バカなことを言わないの!」と、叱られると思ったら、そうではなくて
内心を言ってくれない時の表情で、淡々と、片方が見えづらいのと、全く見えてないのとは違うと話してくれました
それ以上、治療法が怖いから嫌だと言うと、本気で怒るとお父さん先生より怖いので、受けますと返事をしました
自分には治せる方法があって、受けられるんだと、与えられた事に感謝するべきだと考え直しました
真剣な表情をといて、いつもの冗談を入れて何でも話す顔になって「眼科の先生が素敵で好きだから、ちゃんと通って治します」と言うと「そうよ」と言っていただきました。私が眼科の先生が好きだからというだけで、何でも決心するわけがないぐらいは、よく知っておられます
もう何を捨てても惜しくないほど、全てをあきらめかけているのを、見抜かれてます
お姉さん先生に、ちゃんと治療して治しなさいと言って欲しくて、先月アテロームをとる軽い手術をしたあとを診てもらいに行ったんです。知り合いはいても、迷ったり、子供の頃の辛い事を思い出して、どうしようと泣きつける人って、他にいませんから
でもまだ、食生活を厳しく調整して適度な運動をし、体調を改善させて眼もよくするか、レーザー治療にならないか粘ります
母親に言われた「眼に針を刺すと失明するんや、めくらになるんやで」という言葉は、何十年も過ぎたのにまだ怖いです
普通はそこから針は危ないから絶対に刺さらないよう気をつけなさいと、厳しく言いますね。私の母親は
「刺しだろか?一生見えんなら、外に出んでもいい、金かからんやろし、田舎にやったるから、客でもとって一生よそにおれや。ウチの人生を台無しにしたくせに」と言って、いつものように私の左頬を気が違ったみたいに叩いて、表に遊びに出て行きました
よく何十年も前のことを覚えて、執念深いと言われますがそうじゃありません。毎日だったから何を思い出しても出てくるだけです、良い思い出ぜんぶにくっついてるので、捨てられないだけ