ギフトとは、

与えるもの?

もらうもの?



自分たちの音楽が

沢山の人の元に届いて、

その人の人生を変えて、

応援する力に変化して、

それが次の曲作りや

活動の原動力になる。
 


この映画では、

そのサイクルが凝縮した形で

可視化されていると思いました。




2011年、初めてのミスチルライブ、

長居のオーラスで

米粒を通り越して

粒子レベルにしか

メンバーが見えない距離で

『終わりなき旅』を聞いたとき、


「これまで私に起こった

 すべての嬉しいこと悲しいことは、

 全部この日のためにあったんだ」

 

と、言葉でなく体感で

思うことができました。



そんな圧倒的な体験をくれた

Mr.Childrenの

人気の秘訣を

知りたいと思うとき、

私はいつも

豊かさの循環

行き当たります。
 

 

「何を差し出せば、

 見返りに何がもらえるか?」

 

ではなく、

 

「何を差し出せば、

 それを渡し続けられるか?」



受け取れるだろうものを

見るのでなく、

 

渡したいものを

渡し続けていくため=永く活動を

発展させていくために

どうすれば良いかを

探して見つけて

知っていく道程を、
その活動の変遷から

見せてもらっているような

気がします。



最新のライブ映像も

多く盛り込まれていて、

終わってみたら

想像していたより

お腹一杯でした!😊
 

 



30周年の記念の年を

締めくくる集大成的な

位置付けとも取れるこの映画、

 

終盤で桜井さんが

50周年に向けて、

「まずは20年」

さらっと言っていて、

 

この人は、50周年よりも

さらに先をもう見ている

というところに、

一番驚かされました。