自宅に着いて少ししたら、杉原さんからのメールが届いた。
「まだ仕事中ですか?」
私は「今日はもう終って自宅にいます」と返信。
「バレンタインのお返しですが明日でいいですか?家で飲み始めました」
へぇ~、わかっていたんだ~
ちょっと驚いた。
でも、次の日に連絡はなかった。
私は、連絡がないのも想定内だったから特に気にもせずにいた。
その次の日の深夜1時頃に「昨日はすみません。トラブル続きで」と杉原さんにしては考えられない時間にメールが来た。
起きていた私は「信じていませんでしたから。おやすみなさい」と返した。
「そんな。信じてほしい。大変だった。震災の関係で」とすぐメールが来た。
そこで私は喧嘩をふっかけた。「今まで何度も何度も嘘をつかれてますから、信じられません」
その後しばらくメールも電話も途絶えた。
数日過ぎてメールが来ても電話があっても一切無視を決め込んだ私。
「大阪に来ています」
「宮城県に行きます」
とぽつんぽつんとメールは来たけど返信はしなかった。
ホワイトデーの事は気にもしていない。
でも、それは杉原さんには言わなかった。
それに執着するような私じゃない事は杉原さんも知ってるはず。
私は、何故だか距離を置いてもいいかなって思い始めていた。