それからは、日曜日の朝になると必ず杉原さんから連絡があり、逢うようになった。
一緒にカフェでお茶したり食事したり、ゴルフショップで買い物したり、そしてラブホでゆったりまったり。
ゴルフショップで私は色と形が気に入ったゴルフバッグを見つけた。
杉原さんに「これどう?可愛くない?値段も手頃だし買おうかな。」と言った。
「さぁの誕生日に買ってやるよ」と杉原さんは言った。
誕生日か…あと半年もあるよ…それまで、この関係は続くのかな…
そう思いながら、結局は買わないでお店を出た。
そう遠くないうちに、また同じことの繰り返しで、私と杉原さんは距離を置くに違いない…
いつも、一緒にいても、私は心のどこかでそう感じている。
18歳の時に出会った時にはもう杉原さんには奥様がいらっしゃった。
私は、ただの一度も奥様と別れて欲しいとは言わなかった。
私と杉原さんが一緒に食事していた時に、偶然奥様も同じお店で食事しておられた事があって、バッチリ見られてしまった。
だけど、奥様は何も言われなかったらしい。
そういう人じゃないと、杉原さんの奥様は勤まらない。
私は、杉原さんの妻の座が欲しい訳ではない。
でも、やっぱり私だって女だもの…私の他に女がいるのはイヤ。
他の女と杉原さんをシェア出来ない。