内装をリニューアルした感があるこぎれいなラブホの部屋。
パソコンを持ち込んだ杉原さん。
お風呂の準備をしながら
「さぁ、パソコン立ち上げてくれ~」と私に声を掛ける。
あ~、前に使っていたものと違う…
そうだよね、何年も経過してる。
私も、杉原さんが買ってくれたパソコン使っていないし。
「立ち上げてくれた?」
「はい。パソコン、前のと違うね」
「うん。あのパソコンは今でも動いているよ。俺は時々、さぁが送ってくれた音楽が流れたり、絵が動いたり、色んな事が書いてあるメールを見ていたよ」
「そうなの…そんな事もあったね」
「さぁ…」と言いながら、杉原さんは私の服を脱がし始めた。
「エクセルのお勉強は?」
「お勉強は後にする…今日もさぁはすごく綺麗だ。我慢できない…」
杉原さんと私はベッドに移動した。
ちょっと太って厚みがある杉原さんの身体。
前よりずっとずっと、抱きついた感触がいい。
18歳の頃から大好きだった杉原さん…
二回別れて、今、三度目のお付き合いが始まった。
たぶん、付き合う女性は私だけじゃないと思う。
だけど、私は杉原さんを憎めなかった。嫌いにはなれなかった。
逢ってしまったら、私はやっぱり杉原さんがいい。
杉原さんじゃなきゃダメ…と思い始めた。
ベッドに並んで横たわり、杉原さんの横顔を見つめ、齢を重ねたなぁって思った。
でも年齢の割にHは激しくて、疲れるだろうなぁ。
「少し眠ったら?」とエクセルの勉強より、休んでもらった。