ゴルフ練習場でばったり杉原さんと会うことはあった。
私は自分からは杉原さんの近くには行かず、他のゴルフ友のおじさま達と話をしたりお茶したりしていた。
杉原さんが勝手に仲間に入って来たが、話し掛けられれば素っ気なく答えた。
電話もメールも無視し続けた。
ゴルフや仕事の関係で色々な人と知り合い、私は忙しいながらも以前ほど誰かに癒しを求めたりをしなくなった。
うまくストレス発散が出来ていたのか…わからない。
たまたま、仕事の絡みで知り合った大輔。
パッと見た感じ…
好みの顔立ち、体格もいいし、声もいい。
おぉ~カッコいい!
と思った。
でも、いくつだろう?
20代後半くらい?
話を重ねると、賢い人なんだなぁ…しっかりしてるなぁ…という印象だった。
「良かったらメールアドレス教えてもらえませんか?」大輔に言われた。
私は「仕事用ね?私専用が二つあるけどこっちにしてくれる?」と会社でもらっているメールアドレスの個人名の方をメモして渡した。
「あの…プライベートのメールアドレスも…」と言われて「えっ?あ、うん」と自宅のパソコンのメールアドレスもメモした。
「ついでに携帯電話のメールアドレスも…」
メールアドレスを合計三つ書いて渡した。
ニッコリ微笑む大輔。
私は「じゃあ、今後は仕事の対応が益々うまく行きそうですね。宜しくお願いします」と言った。
その夜、早速携帯電話の方にメールが入った。