ある朝、いつものように坂井さんからメールが届いた。


え?


何これ…


私に宛てたメールではない。


「誕生日おめでとう。プレゼントを渡したいから後でそちらに行きます。11時頃出れますか?愛しているよ」


その日私は誕生日ではなかった。


坂井さんには同じ大阪に私以外に付き合っている人がいたようだ。


愛しているよ


私宛てのメールにもいつも最後に愛しているよの言葉があった。



私が感じた違和感…


つい先日、突然セカンドバッグ一つで来た理由…


そういうことだったんだ…


間違って私に送信した事に気付いた坂井さんからまたメールが来た。


「ごめんなさい。もう終わりにしましょう。全て僕が悪いです」


はぁ??


二股掛けてるのが自分の不注意でばれてしまったから「終わりにしましょう」って簡単に…


何か納得出来なかった。


でも、涙は出なかった。


すぐには返事を送らなかった。