私は自分の家に帰った。


珠里が留守番をしていた。

「早かったね、珠里も帰って来たばかりなの。はい、お誕生日おめでとう」珠里が私にプレゼントをくれた。


「ありがとう。ね、一緒にご飯食べに行こうか?」と珠里に言った。


冷蔵庫には私が朝に準備してあった珠里の食事が入っていたが二人で出掛けた。


イタリアンレストランで食事してから本屋に寄った。


本屋の駐車場から国道に出ようとした時に目の前を杉原さんの車が通り、赤信号の為停車した。


助手席に美和子がいた。


やっぱり…


私の車には気付かない。


私は国道に出た。


杉原さんの車の後ろの後ろに位置していた。


晩夏の夜、珠里が一緒にいるしストーカーのように後ろをついて行く気持ちにもならず、私は自宅方向に右折した。