インターチェンジまで美和子の車で来た私。


杉原さんの車から荷物をおろし美和子の車に積んだ。二人っきりになりたくなかったが仕方がない。


「家に着いたら電話します」と杉原さんに言い、美和子の車で自宅に向った。


私は重い口を開いた。
「私と杉原さんの関係ってわざわざ説明しなくてもわかったでしょ?楽しみにしていたゴルフ旅行がこんな事になってショックだよ」


美和子は何も言わなかった。


私の家に着いた。


荷物をおろし、美和子に「ありがとう」と言った。


美和子は「お疲れさまでした」と今までに私に言った事がない丁寧さで頭まで軽く下げて言った。


珠里を実家に頼んでいた私は電話をし、戻った事を伝えた。


「明日、珠里を迎えに行きます」と言い、電話を切ったら美和子から着信があった。


「杉原さんに電話したら出ないんだけど」と言う。


私は「どうしたの?」と聞くと「色々失礼な事をしたし、謝っておこうと思って」と答えた。


???


美和子の本心がわからない。


「お風呂に入ってるんじゃないかな?私から言っておくから。もう、杉原さんに電話しないでくれる?」と私は言った。


美和子の電話を切り、私は杉原さんに電話をした。


杉原さんは電話に出た。
「お疲れさま。今、美和子から電話があって杉原さんに電話したけど出ないって言ってた。色々失礼な事をしたから謝ろうと思ったらしいよ」と言った。


杉原さんは「電話があったのはわかっていたよ。でも出る気になれなかった。旦那がいるのに俺に手を伸ばして来て…酔っていたとはいえ乗ってしまった俺も悪いが、そういう節操の無い女は好きにはなれない」と言った。


私は少し安心した。


「ねぇ、お腹すきませんか?食事に行きませんか?」と私は言った。


杉原さんは「うん、でも俺、ビール飲んでしまったから…疲れたし寝るよ。さぁも早く休みなさい」と答えた。


そして、「明日、出張先に向うから週末までいないよ。戻ったら食事に行こう」と言った。


前日、一睡もしてなかった私はいつの間にか眠ってしまった。