◎たくさんのアクセス、ありがとうございます。拙い文章で申し訳ありません。とても衝撃的な出来事でした◎




杉原さんの手が私の肩に触れた。
「さぁ、寝よう…」


思わず力いっぱい杉原さんの手を振り払って私は部屋を出た。


美和子は布団をかぶったまま動きもしない。


杉原さんは私の後を追って来た。


深夜のホテルの廊下。


椅子が置いてある所で私は止まった。


杉原さんは椅子に座った私の前で土下座した。


「さぁ、ごめん…」


あの杉原さんが、世の中怖いもの無しで生きて来た杉原さんが土下座。


「彼女から手を伸ばして来たんだ。それに誘われてつい…許してくれ。さぁ、二度とあんな事はしない。俺にはおまえが必要なんだ。頼む。許してくれ。」


私は無言だった。


心がちぎれそうだった。


悪夢??


涙も出なかった。


それから杉原さんは私に色々謝罪の言葉を言ったが、私は無言のまま、呆然とどこかの一点をただ見ていた。


杉原さんが一旦部屋に戻って行った。


こっそり私も部屋の前まで戻った。


ドアを静かに開けると話し声が聞こえた。


杉原さんが美和子に私に謝ってくれと言っていた。


私はまた椅子が置いてある所に戻った。


うなだれて、目を閉じていた。


杉原さんが来て「寒いだろ?」と私が着て来たジャケットをかけてくれた。