食事を終え、店を出た。


「今日は良い日だったな。仕事も順調だったし、ゴルフの練習も出来たし、さぁと食事も出来たし、な?」

「私は練習場で特訓されて身体が痛いですぅ。若いのでもう痛くなってますぅ。ステーキは美味しかったから幸せでした」


「あれくらいで身体が痛いのか?」


「だって、痛いんだもん。仕方がないよ」


「じゃあ、マッサージしてやるよ」


「えっ?」


「マッサージ。ちょっと寄って行こう」


杉原さんは、高速のインター近くのラブホに入って行った。


「あの…ここ入るんですか?」

「うん。さぁにマッサージしてやらないと。俺はマッサージなんて誰にもした事がないぞ。さぁは特別だぞ」


「じゃあ上手じゃないのではないですか?」


「俺はいつもマッサージをしてもらっているし心得ているから安心しなさい」


「怪しいぃ」


ラブホの部屋に入った。


正直、今日、杉原さんとまたセックスするとは思っていなかった。
結婚して離婚した女なんて杉原さんは興味がないと。

「俺さ、実はこんな所に来るの久しぶりなんだ。真面目に暮らしてたからな」


「まさか、嘘ばっか」


「それが本当なんだよ」


もしその杉原さんの言葉が本当なら、数年後の彼は異常に狂ったと言える。それについてはこれからまた綴っていきます。