美和子は熱しやすく冷めやすい。
優しい旦那さんが好き放題させてくれるのをいい事に何度か不倫をしていた。

旦那さんも薄々気がついてはいたようだが、美和子は不倫相手に熱中している時には私に会いには来なかったので詳しい内容は知らなかった。
相手に飽きて来てから私に別れたいんだけどどうしたらいい?と相談に来る。

私は、自分が以前に不倫してた事もあり、美和子に対しては強く避難は出来なかったが「あんないい旦那さんと子供が3人もいて、いい加減にしないとダメだよ」とは言っていた。

旦那さんに「何か知らない?」と聞かれたが本当の事は言えなかった。
私と出掛けると言って不倫相手と会っていたこともあった。


ある日、美和子の旦那さんから携帯に電話があった。「悪いけど、病院に来てくれないかな。美和子が薬を大量に飲んで明け方病院に連れて来たんだ」


私は驚いてすぐに病院に行った。


病室の前で旦那さんと美和子のお母さんが私を待っていた。


「どうしたんですか?」と聞くと、「眠れないって言うから睡眠薬をもらっていたんだけど、それを大量に飲んだみたいで…夜中に苦しみだして…明け方ここに運んだよ」と旦那さんは答えた。

「どうしてそんなバカな事を…最近、連絡がないなぁとは思っていたんだけど」と私。

「実は、最近一日寝室にこもって出て来なかったり、子供達に急に怒鳴ってみたり精神的に不安定になってて…さぁさんになら心を開くと思って来てもらった」と旦那さん。

「忙しいのにすみません。何とか美和子と話をしてもらえませんか?私達には何もしゃべってくれません。お願いします」美和子のお母さんが私に頭を下げた。

私は一人で病室に入って行った。