「でも…、遅くなると親に怒られるし」と躊躇する私に杉原さんは「門限あるわけじゃないだろう?10時くらいなら大丈夫じゃない?」等と車の助手席のドアを開けた。
「杉原さん、お酒飲んでおられたじゃないですか、運転したらダメですよ」と言っても「一杯しか飲んでないよ、車を運転しようと思っていたからね」と、今じゃかなり厳しい酒気帯び運転だけど、当時はそぅでもなかったのかな?そんな事ナイよね?
「あの…最初から私と二人でドライブするつもりで、真美に言ったんですか?」と私は聞いた。
「はははっ、ばれたかぁ」
軽く言いながら笑う杉原さんに、私も思わず「もう、ばればれですよぉ」と笑った。
「じゃあ行こう」とビールを一杯だけ飲んだ杉原さんが車を走らせた。
車の免許を採って数ヶ月の私は代わりに運転するとは言えなかった。
「どこへ行くのですか?」
あくまでも敬語で話し掛ける私。
「ちょっと会社の営業所まで付き合ってくれる?その後すごいお店に連れて行くよ」
その営業所は片道一時間近くかかり、内心、マズイ…親が心配するなと営業所に入って行く杉原さんを見ながら思った。
当時はまだ携帯電話が無い時代で杉原さんに言って営業所から自宅に電話させてもらった。
真美と一緒だと親は思ってたから「先に寝てるかも知れないけど余り遅くなりすぎないように」とそれだけ言った。
営業所にどんな用事があったのかは知らないが、私は始めて来た場所で地理的なことは全くわからなかった。
「家にも電話したし、さぁ行くぞー」
ハイテンションでまた車を走らせる。
着いた所は繁華街のスナック。すごい所ってここ?
お店のママが「あら~お久しぶりぃ、こっちで仕事?」どうやら以前は良く来ていたよう。
「ちょっとこっちの会社に用事があったから、紹介するよ、俺の彼女」と答える杉原さん。
「ずいぶん若くて綺麗な彼女じゃないの?」とママ。
「彼女じゃないですけど…」私はあわてて言った。
「気にするなって、何頼む?」
「じゃあ私はカクテルを、杉原さんはアルコールはダメですからね」
(カクテルの名前…覚えてないの。あっ、18歳だったけど時効ね)
「はい、はい、ママ、俺車だからお茶でも頂戴」
「乾杯!!」
ママと杉原さんがひそひそ話をしていた。私は聞いてもわからないのでテレビの画面を見つめていた。
後ですぐわかったのはその話の中に杉原さんの奥さんが登場してたってこと。何となく名前を覚えてて杉原さんがポロッと口を滑らした奥さんの名前でわかった。奥さんはその営業所のある市の出身だったよう。
そのスナックに一時間もいないでお店を出た。何しにわざわざ行ったのか?
「じゃあもう一軒ね」とまた車を走らせた。
「え?帰らないのですか?」思わず聞いた。
「スゴイ所に行くって言ったよね?そこに向ってるよ」
心の中で、えぇ?まだ帰らないの?とつぶやいた。
「ここだよっ。」
着いたのは暗くてよく見えないが海の側みたい。
建物の中に入って行くと喫茶店だった。
すごく広くてゴージャスな内装と調度品。コーヒーが確か1500円。アリエナイ。こんな時間なのに結構お客さんがいた。
「明るい時にとか夕方に来るといいんだけどね。夜は景色が見えないから」
海沿いの崖の上にお店はあったようだ。
「さぁ、行くぞ」
また一時間もいなかった。
「杉原さん、お酒飲んでおられたじゃないですか、運転したらダメですよ」と言っても「一杯しか飲んでないよ、車を運転しようと思っていたからね」と、今じゃかなり厳しい酒気帯び運転だけど、当時はそぅでもなかったのかな?そんな事ナイよね?
「あの…最初から私と二人でドライブするつもりで、真美に言ったんですか?」と私は聞いた。
「はははっ、ばれたかぁ」
軽く言いながら笑う杉原さんに、私も思わず「もう、ばればれですよぉ」と笑った。
「じゃあ行こう」とビールを一杯だけ飲んだ杉原さんが車を走らせた。
車の免許を採って数ヶ月の私は代わりに運転するとは言えなかった。
「どこへ行くのですか?」
あくまでも敬語で話し掛ける私。
「ちょっと会社の営業所まで付き合ってくれる?その後すごいお店に連れて行くよ」
その営業所は片道一時間近くかかり、内心、マズイ…親が心配するなと営業所に入って行く杉原さんを見ながら思った。
当時はまだ携帯電話が無い時代で杉原さんに言って営業所から自宅に電話させてもらった。
真美と一緒だと親は思ってたから「先に寝てるかも知れないけど余り遅くなりすぎないように」とそれだけ言った。
営業所にどんな用事があったのかは知らないが、私は始めて来た場所で地理的なことは全くわからなかった。
「家にも電話したし、さぁ行くぞー」
ハイテンションでまた車を走らせる。
着いた所は繁華街のスナック。すごい所ってここ?
お店のママが「あら~お久しぶりぃ、こっちで仕事?」どうやら以前は良く来ていたよう。
「ちょっとこっちの会社に用事があったから、紹介するよ、俺の彼女」と答える杉原さん。
「ずいぶん若くて綺麗な彼女じゃないの?」とママ。
「彼女じゃないですけど…」私はあわてて言った。
「気にするなって、何頼む?」
「じゃあ私はカクテルを、杉原さんはアルコールはダメですからね」
(カクテルの名前…覚えてないの。あっ、18歳だったけど時効ね)
「はい、はい、ママ、俺車だからお茶でも頂戴」
「乾杯!!」
ママと杉原さんがひそひそ話をしていた。私は聞いてもわからないのでテレビの画面を見つめていた。
後ですぐわかったのはその話の中に杉原さんの奥さんが登場してたってこと。何となく名前を覚えてて杉原さんがポロッと口を滑らした奥さんの名前でわかった。奥さんはその営業所のある市の出身だったよう。
そのスナックに一時間もいないでお店を出た。何しにわざわざ行ったのか?
「じゃあもう一軒ね」とまた車を走らせた。
「え?帰らないのですか?」思わず聞いた。
「スゴイ所に行くって言ったよね?そこに向ってるよ」
心の中で、えぇ?まだ帰らないの?とつぶやいた。
「ここだよっ。」
着いたのは暗くてよく見えないが海の側みたい。
建物の中に入って行くと喫茶店だった。
すごく広くてゴージャスな内装と調度品。コーヒーが確か1500円。アリエナイ。こんな時間なのに結構お客さんがいた。
「明るい時にとか夕方に来るといいんだけどね。夜は景色が見えないから」
海沿いの崖の上にお店はあったようだ。
「さぁ、行くぞ」
また一時間もいなかった。