2016年9月15日

 

前回のジェルザーム投与から1週間。

 

副作用の熱も1日で下がり、眠気や多少のだるさはあるものの夫は日中プラモデル作りに励む日々を送っていた。

 

それはそれで、穏やかな光景だった。

 

 

で、この日の血液検査でやはり白血球、血小板の数値が回復せず又見送り。

 

1週間では仕方ないかと思うものの、転移している状態で病状はどんどん進む事が予想された。

 

打てると副作用が心配になり、打てないとがっかりする反面、一見元気そうに動けるのでこの間に出かけたり、好きな事をしたり楽しむのもいいかと思ったり…。

 

幸い利尿剤も効いていたようで、足の浮腫もマシになっていた。

 

どこか温泉にでも出かけるなら今のうちかなぁなどとも密かに考えていた。

 

でも、旅行したいのは私のエゴで、本人はあまり気が進まないかもしれないなと思ったり・・・。

 

本人に「行かない?」と聞くのは簡単・・・。

 

だけど、今のうちに楽しい思い出を・・・と考えること自体、諦めてしまっているようで嫌だったし、なんとなく聞きずらかった。

 

深読みしすぎて思い込んで悩むのは私の悪い癖。

 

 

夫が病気になってから始めて24時間一緒の生活で、嫌でも相手と向き合い、衝突することも多くなった。

 

でもそのことで、本当に夫婦が向き合うということはこういうことなのかもしれないと感じていた。

 

 

結局この後、来月近場のちょっと贅沢な宿で次男も一緒に1泊する計画を立てることにした。

 

家族で行くとなれば夫も乗り気だった。

 

病と闘う家族にとって、先の楽しみは目標であり、希望になることをしみじみ感じた。