※ここからの日記はリアルタイムで綴っていたものを一部編集してアップしていきたいと思います。

 

2016年12月9日

 

この日は私の誕生日。

 

そしてこの前日は温熱療法〔ハイパーサーミア)の8回目、1クールの最終日だった。

 

1週間に一度、8回受けて保険適応のある治療法。

 

腹水が溜まり出した頃に抗がん剤の副作用軽減と癌の縮小を期待して受けてみることにした。

 

事前の医師の説明で、腹水があると患部に届きにくいことや、熱によって人によっては後で軽いやけどのように火ぶくれが出来る場合もあるとか、あったまって大量の汗をかく人もいるので、水分補給をしっかりして下さいなどなどの説明があった。

 

夫はエビデンスのあまりない治療は信用せず、温熱療法に関しても私がやれることはやってみたら?という提案をして、事前に主治医にこう聞いていた。

 

「温熱療法ってやってるとこもあるみたいですけど、今更遅いですか?」

 

主治医は「そんなことないんと違う?やってみるんやったらやってもいいと思うよ。紹介状は書くし・・・。」

 

今回に限らず、基本医者はがん患者の選択を尊重するというか、どうするかは自分で決めて!、どうなるかわからないけどあなたが望むならというスタンスが多いように感じる。

 

それだけ進行がんの場合は決め手がないってことなんだろう。

 

で、ダメもとで受けてみるかと決め、温熱療法を8回受け終わった夫。

 

「効いてる実感なかったなぁ。暑くて汗いっぱいかくと思ったら僕の場合全然やったし、あったかくて気持ちいいっていう感じでもなかった。8回分先に払ったからなぁ。」

 

多分、その都度払いだったら行くのもしんどいし、途中でやめていたと思うというような発言。

 

信じる者は救われるというが、こういう考えで治療に臨むのと 効く!と信じて受けるのでは若干違うんじゃあないかな?と横でため息をつく私・・・。

 

まぁこういうやりとりは今に始まったことではないのだけれど・・・。

 

 

そしてこの日、私は今後きっと私の携帯電話の通話の使用が増えると思い、プラン変更しに行った。

 

その帰りに、自分へのご褒美にとケーキを3個買って帰った。

 

もちろん、夫と次男の分で3個。

 

それから午後は私1人で、先日紹介された緩和ケア病棟のある病院の1つへ見学に行った。

 

行ける時に行って、自分の感覚で夫を入れてもいいかどうか確かめたい気持ちが強かった。

 

思ったより、ゆったりと静かな場所だったけど、部屋によって空き待ちが違い、無料のお部屋はヘタをしたら半年待ちということも・・・と聞かされびっくりした。

 

夫が本当に望むならこの際有料でも・・・と思いながら帰ってきた。

 

この年の誕生日は、これからやってくる現実へ対応するための覚悟の日でもあったように思う・・・。