2016年12月27日深夜

 

この日の夜、呼びかけにうなずくことが精一杯になった夫の背中をさすりながら添い寝して、泣きながら身体の向きを変えてあげると「すまん。」と一言・・・。

 

この夜は意識もはっきりしていた分、余計辛そうだった。

 

「なんでこんなにしんどいんやろう。」そう小さくつぶやく夫が可哀想で、又泣いてしまった。

 

「泣かんとってくれ・・・。」そう言われても涙が止まらなかった。

 

この夜は本当に2人だけに与えられた貴重な時間だった。