○簡易目標設定法
目標設定が苦手なかたは、目標設定のための
準備に時間をかけるようにすると、無理なく
目標設定ができるようになります。
簡易目標設定法、ということになります。
○目標設定の難しいところ
目標設定関連の勉強会やセミナーを通して
感じることは、問題そのものに対する認識に
個人差があり、またそうした問題に向き合う
ところまでなかなか辿り着けない人がかなり
多くいらっしゃるな、ということです。
理想と現実のギャップを言語化する
というところで、筆が止まってしまいます。
○現在と未来の比較
書くとかえって難しく見えるかもしれませんが、
現在は「今」なので、未来の一点だけ、まず決め
ます。
一年後の目標であれば、2025年の4月が、未来の
一点になります。
365日後に達成していたい目標(理想)を
言語化します。
○言語化の要点
最初は、数量で練習するのがおすすめです。
腕立て伏せ30回、できるようになる!
などです。
現在、10回が限界なら、理想の30回から今の
10回を引いて、20回が差(ギャップ)になり
ます。
このギャップをどう埋めていくか、という話し
になります。
トレーニング方法選びの段階に入ります。
問題は、この「ギャップ」です。
ここまでくれば、AIもいろいろな方法を提案して
くださることでしょう。
読み、書き、そろばんの基礎力を鍛えるように
すると、データの活用が容易になります。
付録
気持ちの分析
なかなか目標設定ができず、気持ちが折れて
しまう人がいます。
あわてずに、気持ちの分析から始めるのが
おすすめです。
特に、仕事に関して気持ちが不安定になって
しまいがちなかたは多いので、「今の気持ち」
として、ノートに言語化してみると、少し
落ち着きます。
○ノートに書いておく
日記に日々の気持ちを、ノートに書いておく
ようにすると、物事に対する自分の気持ちの
変化が確認できます。
経験の蓄積の度合いで、気持ちに変化が生じる
ことがわかります。
自分の変化を、可視化できます。
(習慣化できると、最高です)
○仕事に対する姿勢
仕事運は、自身の「仕事に対する姿勢」と
環境で決まります。
環境のほうはわかりやすいので、姿勢のほうを
分析するようにすると、目標が見えてきます。