多面的に物事をみることが重要です。
環境は変化を続けています。
○背景を、考える
制度やルールが変化するとき、その背景を
把握しておくことは重要です。
長所と短所は表裏一体で、たとえば「門戸開放」
は、機会の平等が進む一方で、新たな競争の
激化を生み出します。
努力の方向性が変わる、と認識できていれば、
変化に対応できます。
(新たな狭き門が発生する、と理解できて
いれば問題ありません)
○AI時代の注意点
AIによる、高度な文章処理能力を活用すべく
ペーパーレス化を進める際は、何が変化して
いくのかを具体的に意識(覚悟)して進めて
いくことが重要です。
作業は進む(先に完了する)のですが、努力の
方向性が変わることに対する意識が追いつかない、
ということが往々にして起こりがちで、また
実際に起こっています。
意識を変化させる必要性を感じないからです。
変化を進める作業にのみ没頭していると、作業
完了後のことを考える余裕がなくなります。
○多面的に物事をみること
環境が変化し続けていることは実感を持って
理解できるかたが多いです。
ただ、意識を切り替える必要性までは、
なかなか実感が湧きにくいようです。
(勉強会の皆様の中にも、必要性の認識に
何ヶ月もかかるかたがいらっしゃいます。
過去のさまざまな事例と、現在のさまざまな
事例とを比較していき、ようやく
「そうなのか!」と腑に落ちる、
という感じです)
権利関係については、特に注視すべきです。