はじめに


土地にかかわることは、大きなパワーを 

必要とします。


したがって、土地家屋の鑑定に関する

ご相談の際には、多少の気合いが必要に

なることが多いです。 


確認したいことを明確にしておくことが

大切です。



【土地の鑑定について】


すべての事物はエネルギーを持ち

それらのエネルギーとの距離をはかるのが風水

ですが、通常の生活で最も大きなエネルギーを

持っている(必要とする)のが、土地家屋です。


年末の大掃除の際、久しぶりにさまざまな日用品に

触れると、どっと疲れがでることがあります。


長く使っていない引き出しの中の品をはじめ、

長く手を入れていないものに触れると、大きく

エネルギーを奪われます。


事物と自分との間で、エネルギーの循環が

起こるためですが、どういった状況でこうした

循環が起こるのか、またこうした事象を

どのように考えればいいのか、といったことを

考えるのが、風水でもあります。



○前提として


土地家屋の購入、利用の際にまず注意すべき

なのは、その土地が風水的に良い立地である

のかどうか、という点に尽きます。


個人で購入される際は、運勢が直結しますので、

購入•利用される時期(運勢)を慎重に考えます。


購入者の運気に影響が出る、ということです。



○化煞(風水的陽転)


煞(サツ)とは、「気の集中する場所」で、

必ずしも凶作用がある場所を指す言葉では

ありません。


土地家屋の利用目的と、実際の土地家屋の

状況が合致していればしあわせです。



○目的と状況の合致をはかる


良い土地の選定が開運の基本です。

利用目的に合致した土地を選定します。


土地購入後の場合、ある程度、その土地の

気に合わせた土地利用のための風水を

みていくことになります。


その土地の気に合わせることを前提に、

風水上の化煞を考えていく、という展開に

なります。


(この考えかたが、一番難しいところです)




○その土地と関わる


その土地との関わりを考えずに物事を

進めようとすると、思いがけない停滞を

招くことがあります。



○注意すべき土地


もともと沼であった場所を埋め立てたような

土地は、雑気が集まりやすく、利用に注意が

必要です。


工事は難航しますので、工事の際は、倍の人員を

用意することが無難です。

(結果、そうなります)


雑気に対抗できる人の気が必要になる、という

ことです。


地鎮祭や棟上式について勉強すると、こうした

考えかたに触れるヒントがあります。



○エネルギーとの距離を客観視する


すでに問題が生じている場合、あらためて

そうしたエネルギーを、可能な限り客観視

していくことが先決です。


妥協点を探るような展開になることが多く、

よほどの客観視の力がなければ、状況が

一度では飲み込めない(納得できない)、

というようなケースは珍しくありません。