Q.
県立高校の出願を、東葛飾高校にするか小金高校にするか迷っています。東葛飾高校は、偏差値の高さと倍率を考えると厳しいですが、第一志望です。でも、県立高校進学にこだわるなら、小金高校にしたほうがいいという意見もあります。
A.
小金高校が新設されて以来、両校は姉妹校的な関係にあるので、第一志望の東葛飾高校受験に迷いを見せていると、それならば(校風がやや似ている)小金高校にしたほうがいい、という意見も周囲から出ることでしょう。
ただ、小金高校にする場合も、最後は迷わず小金高校で出願することが肝要です。
最後に迷わず出願するための考えかたについて少しお話します。迷いながら出願してその(心境のまま)数日後に入試、という状況は避けたいところです。
◯学校生活に重点を置く場合
東葛飾高校と小金高校とでは、雰囲気が随分異なります。いい悪いではなく、柏と松戸の違いくらいはあるので、あと一か月の追い込みの時期ではあるのですが、追い込みをかけるためにも、両校を今一度見に行ってみることをおすすめします。
3年間、ここで過ごす
というイメージが湧くのであれば、きっと追い込みにも力が入るでしょう。
◯進学実績(つまり学力環境)
いわゆる「ゆとり教育」の10年間は、進学のためのカリキュラムに手を抜かない(イメージの)私立高校に人気が集まり、渋幕や市川学園に事実、県内の優秀な学力層(TOP層)の生徒が集まるようになりました。
いわゆる難関有名大学で「千葉県出身」ということであれば、ゆとり教育前であれば県立上位校の出身者が大半でしたが、ゆとり教育以降は明確に渋幕、市川出身者が増えました(優勢です)。
ゆとり教育を終えて、これから徐々に県立上位校に学力TOP層の受験生が集まり始めると思いますが(学費も安いですし)、とてつもないTOP学力層が県立上位校にまだまだ回帰していないのが現状です。
とてつもないTOP学力層は、大学受験予備校や塾で出会うことができますので、東葛飾高校と小金高校との比較では、「マイペースで勉強できるか」「楽しく学校生活を送ることができるか」に重点を置くと良いと思います。
(もちろん驚異的なTOP学力を持つ人の数は、東葛飾高校のほうが多く存在しています。ただ、大学受験に限って考えると、個人戦の側面が大きいので、どちらの校風がより自分に合うかで選択するのも方法です)
◯校風-自主自律
姉妹校、ということもあり、どちらも校風は「自主自律」です。自発的に行動することが基本なので、どちらの学校環境がより自分に合うか、実際に肌で感じてみることが大切でしょう。
場所の違いは、雰囲気に大きく影響します。
◯入試について
結論から言えば、合格ラインが多少低くなるからといって、両校の場合、受験で気を抜くことはできません。現在の県立高校の入試問題は即断即決の実力が大きく要求されており、したがって受験当日の心理的・身体的コンディションの差がそのまま得点の差として反映されてしまうことになりかねません。
両校を見学し、当日により気合が乗るほうで受験をする、ということも立派な戦術になります。
◯最後に ~受験は意気込みが大切~
内申点が良いので、逆に迷うのかもしれませんが、第一志望にかける意気込みで受験を突破することは、(今後一か月の得点力アップのための追い込みを考えても)とてもおすすめです。
両校を見に行くと、あれこれ考え迷っているよりも多くの気付きがあり、受験に対してより気持ちが固まってくると思いますよ!
(目指すは自己最高得点です!)