Q.
美術品の調査鑑定を行うメンバーについて、異論をとなえる人が出た場合、
どうしたらいいでしょう。
A.
まず、異論をとなえる人は、出るものです。
(何をしていても、出ます)
◇
公益性の高い美術館の美術品について、
調査鑑定を行うチームをつくる際は、ご協力くださる
美術大学教授、美術館関係者etc.の個々人の能力を
それぞれに問うよりも、チームとしての能力を考えることが
肝要です。
とくに、中世~近世の作品を幅広く扱う場合には、
それぞれの時代で得意とする研究者が異なるケースが
自然であり、また陶器、絵画、etc.と、ジャンルによっても
専門とする研究者が異なっているのが現状です。
結論から言えば、
地域最高レベルの、美術品の調査鑑定チームを持つに
いたったときにはじめて、そのチームの美術品調査鑑定能力に
異論を唱える人が出なくなることでしょう。
異論をとなえる人が気になるうちは、
「地域最高レベルのチームをつくる」
という一念を自分のなかで明確にして、信念を貫き通すべきです。
公益性の高い美術館の美術品について、
より信頼度の高い調査鑑定を行うチームをつくり、
万全の社会貢献をしていきたい、という強い情熱を
持ち、自分のすべきことに迷いなく取り組んでいきます。
◇
余談ですが、異論をとなえてくださる人に対しては、
チームで対応をさせていただくことが肝要です。
チームで対応をし、チームの代表として人とお会いするのです。
(チームで対応をさせていただくと、異論も、勉強になることが多い)
異論の内容はつまるところ、チーム(体制)に対する、
叱咤激励であるわけですから。