今回は、「他人の成功を喜べない社会」という韓国の特徴について書きます。これは前回のブログに書いた「血縁集団の繁栄が第一」の裏返しのようなものです。自分達の成功だけを追い求めるため、他者が成功することは当然のように喜べないのだと思います。こんな社会で生きていたら、さぞ息苦しいでしょうね。

 

 

【他人の成功を喜べない社会】

韓国には「従兄弟が畑を買えば腹が痛い」と諺があるように、近しい関係にある者に対しても嫉妬心を燃やします。兄弟や直系の親族の成功でなければ、素直に喜べないという感覚を持っています。

 

サムスンなどの財閥企業は、韓国では多くの学生が就職を希望しています。一方で、財閥企業はバッシングの対象にもなっています。政府が財閥を優遇してきたことに、国民の大半が不満を強く持っています。また、財閥企業以外で働いている人からすると、高給取りでエリート意識を振りかざす財閥企業の社員に対して、強い嫉妬心を抱いています。このような妬みがあるため、マスコミなどが財閥企業を叩くと、国民の大多数は嬉々としてそれに賛同するのです。

 

また、他人の成功を喜べないという特徴は、他人の不幸を喜ぶということにもつながっています。外国が自然災害に遭ったときに、馬鹿にしたり嘲笑したりするのは、このような韓国人の性格に起因していることが考えられます。

 

先の旅客船沈没事故についても、珍島にいる被害者家族を見物に行く観光客がおり、記念写真を撮る、笑ったり騒いだりするなど、現地で楽しんで遊んでいる人が多くいるようです。このような感覚は、他の国では全く理解できないのではないでしょうか。

 

日本が成功すれば、それだけで韓国にとっては喜べないのですが、それに加えて小中華思想から日本は韓国の弟だと勝手に思い込んでいますので、余計に許せなくなります。日本を不当に貶める「ディスカウント・ジャパン活動」は、このような思いから行われていることが予想されます。

 

スポーツで負けたときに、負けを潔く認めることなく延々と抗議するのは、何でも人のせいにする ということと、他の国が勝つ(成功する)ことを喜べないということも影響しているような気がします。