ある程度長く生きていると、必ずしも健常体でいられるとは限らなくなってきます。
それは、仕方のない事といえます。

実際、膝に関しても、60、70と年齢を重ねている状態まで万全の状態を保つのは不可能です。
膝の中にある軟骨は確実にすり減りますし、筋力も衰え、そうなると、膝の関節が炎症を起こしたり、変形したりします。

これが「変形性膝関節症」という病気の定義です。

老化を始め、様々な要因から膝関節が炎症を起こし、また変形してしまうのです。
変形というと、事故や重い病気で骨が曲がったりするようなものを想像してしまいますが、そこまで極端な変形ではなく、筋力の低下などで少しずつ定位置からズレるという状況を指します。
それでも、非常に厄介な状況なのです。

変形性膝関節症は、軟骨が一定以上すり減った場合に特によく起こります。
50歳を過ぎてくるあたりから患者数が非常に増えてきます。

その為、これくらいの年齢の方で膝に痛みが発生したら、まずこの変形性膝関節症を疑いましょう。
加齢による必然的な痛みとはいえ、甘んじて受ける必要はありません。
病院へ行って治療することで、回復は無理でも、それ以上の悪化は防げます。