
「お客様ファースト」
という言葉は、よく耳にしますが
実際にそれを
実践できているかどうかは
別問題
ビジネスにおいて
お客様の立場に立ち
本当に求めているものを
提供することが何よりも重要!
それを軽視してしまうと
せっかくのチャンスを
失うことになります
今回は、私が実際に体験した
少しもったいない例をシェアしながら
真のお客様ファースト
とは何かを、考えていきます
ちょっぴり残念だった例
タイミングを逸したTさんのケース
ある日、私は
「コーチングをビジネスにしたい」という
Tさんとお話をする機会がありました
Tさんはリアル会場のイベントで
ブースを出店されるとのことで
私は
せっかくならLINE公式のQRコードを
チラシや名刺に載せておくといいですね
とアドバイスしました
QRコードがあれば
ブースに来たお客様が
気軽Tさんと
つながることができ
後から相談しやすくなるし
リストの構築にも
プラスになると考えたのです
ちょっとしたひと手間が
きっとビジネスの成長に
大きく貢献するはず…
と、思っていたのですが
後日、Tさんに
イベントの成果をたずねると
ちょっと残念な答えが
返ってきました
Tさんは
ブースに来られた方に対して
セッションを行ったものの
「QRコードは載せていない名刺」
だけをお渡しされたとのこと
その理由を尋ねると
相談したいことがあれば
名刺に書いてある電話番号に
かけてくるだろうし
事務所にもたずねて来る
だろう、と言われました
私は、何も言えませんでした
なぜなら
その考え方自体が
お客様の視点に立っておらず
「お客様ファースト」
ではなかったからです

なぜTさんの対応は残念で
もったいなかったのか?
現代のビジネスにおいて
見込み客は
手軽に、ストレスなく
アクションを起こせる
仕組みを求めています
信頼関係が
十分にできていない段階で
お客様がいきなり
電話をかけたり
ましてや
事務所を訪ねることは
まずありえません
お客様の立場になって考えれば
その障壁の高さは明らかです
相談したくても
「電話はちょっとハードルが高い」
「いきなり訪問するのは気が引ける」
と感じるのが普通です
その結果
せっかく興味を持ったお客様も
何もしないまま
終わってしまいます

もしTさんが、名刺にQRコードを載せていたら
どうだったでしょう?
✅ お客様は気軽にLINE公式でTさんと繋がることができた
✅ その後、Tさんから有益な情報を届けることができた
✅ お客様は徐々に信頼を深め、相談しやすくなった
✅ 結果として、成約につながる可能性が高まった
たったこれだけの工夫で
ビジネスの成果は
大きく変わっていたはずです
リアルでもオンラインでも出店の目的を明確にすることが大切
リアルでもオンラインでも
ただ出店するだけでは
あまり意味がありません
目的を明確にし
その目的に合った
準備をすることが不可欠
例えば
「リストを取りたい」と考えているなら
クローズドメディア
(LINE公式、メルマガなど)を
整えておくことが必須です
お客様がスムーズに
登録できるように
QRコードを設置したり
登録特典を用意したりなど
事前に受け皿を
整えておく必要があります
イベントは
一度きりの出会いではなく
その後の関係性を築くための
大事な入口です
せっかくの機会を
逃さないためにも
「どのようにお客様とつながるか」
をしっかり考え
行動をデザインする
ことが大切です

この考え方はイベント出店に限らない
このことはイベント出店だけでなく
電子書籍の出版
フロントのセミナー
などにも当てはまります
例えば
電子書籍を出す目的が「専門性を知ってもらい、読者とつながること」
であるならば
本文の中に、LINE公式や
メルマガ登録への
リンクURLを
貼っておくべきです
フロントエンドのセミナーも同様です
ただセミナーを
開催するだけでなく
参加者が次のステップに
進みやすいように
フォローアップの
仕組みを作ることが
不可欠です
どの手法を取るにせよ
大切なのは
「どうすればお客様が次の行動をしやすくなるか?」
を、徹底的に
考えることです
めんどうですか?
前述のTさんのように
相談ごとがあるなら
相手から電話を
そう思いますか?
お客様との接点を
増やすことなく
あなたに近づいてくる
道すじを作ることなく
ただ
電話を待ちますか?
そこまでやりたくない
という気持ちがあるのなら
あなたは起業には
向いていない
と、わたしは思います
お客様ファーストとは
お客様のために
良いことをすること…
ではありません
それはあくまでも自己満足
お客様ファーストとは
お客様が動きやすい
環境を整えること
真のお客様ファーストとは
お客様が最小限の負担で
最大のメリットを得られる
仕組みを作ることです

ビジネスでは、常に
「どうすればお客様が行動しやすくなるか」を
考え続ける必要があります
そのためには
🔹お客様の目線に立ち、障壁を取り除く
🔹シンプルな導線を設計する
🔹お客様が負担を感じない方法を選ぶ
といった工夫が必要です。
まとめ ビジネスの成長は「お客様の行動しやすさ」にかかっている
お客様ファーストとは
単なる「親切心」ではなく
お客様が動きやすくなるための環境づくり です
この視点を持つことが
ビジネス成功の鍵になります


























