先日 鳥取で観てきた映画
『うまれる』 と 『ずっと、いっしょ。』
いろんな形の
いろんなご家族が
出てきてたんだけど
そのなかで
すっごく 感じるものが大きかった のが
虎ちゃんと パパとママ の紡ぐ 物語
18トリソミー だったかな？
染色体の異常があって
1歳まで 生きられない子が 大半の
病気をもって
しかも、仮死状態で産まれてきた
虎ちゃん。
生きることが テーマの
『うまれる 』 の中では
1歳のお誕生日を迎えられて
死がテーマの
『ずっと、いっしょ。』 にでてきた時には
もしかして… って
勝手に 受け入れる気持ちを作りながら
観てしまったんだけど…
見事に 予想を裏切り
七五三参りのシーンで終わる
虎ちゃんの パパもママも
なんていう言葉が 良いのかな
愛情たっぷりの シュッとした人
っていうと
ちょっと違うかもしれないけど
＊ ＊ ＊
障害を持ってる子を 育てるの
思ったよりも辛くないんですよね
みんな 何か使命を持って
産まれてくると 思うんです
この子の使命が何か
私達にはわからないけど
この子はいま
その使命に向かって
全力で生きてて
それを全うしたら お空に帰っていく
だから 全力でサポートしたい
泣くのをやめたわけじゃないんです
泣きたい時は泣く
そうしてる
＊ ＊ ＊
そんな感じの
今 ここ にいる 家族 を
真正面から 受け止めてる感じが
すっごく伝わってくるご夫婦だった
そこで 育っていく 虎ちゃんは
奇跡のお誕生日 1歳を迎え
5歳を迎え
今年の春 10回目の お花見に行けて
少しずつ 命の物語を紡いでいる
奇跡の子 
この物語が
いちばん 感じるところが 大きかったのは
たぶん
私が 今 ここ に
いなかったかも しれないから。
もしかしたら
産声をあげないかもしれない
もし この世界に来られても
重度の障害が残ることを
覚悟するように
そういわれてて
34年前の春
この世界に きたのが 私
五体満足。
なんの障害も もつことなく
どうなるか分からない 第一子 を
産んで 育てると 決めてくれた
両親に
この映画を観て あらためて
感謝の気持ちが いっぱいに なった
でも きっと 私が母になるとき
この いまの感謝の気持ち よりも
もっと もっと 大きな ありがとう を
目の当たりにするんだろうな
だから その時はちゃんと
直接 伝えることにする。
人はみんな
その人だけの使命を
もって産まれてくる
私の それ が何なのか
まだ わからないけど
その何か を探しながら
今 ここ に
居られなかったかもしれない分
今の 当たり前になってる毎日を
あらためて 大切にしようと
そう思う
＊ ＊ ＊
これが使命？ かは わかんないけど。
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