- ジェネオン エンタテインメント
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浅田次郎の原作をずいぶん前に読んだとき
僕はとても感動し
映画化されたと聞いてから
ずっと映画を観たいと思っていた
今回、日本から帰る全日空の機内で観ることが出来た
僕が原作に感動したのは
タイムスリップして
死んでしまった兄弟に会う場面で
僕自身も、僕が生まれる前に
兄や姉が死んでしまったから
こうやってタイムスリップして
兄弟に会えたらどんなにいいだろう
と思ったからだ
だけど
映画ではそことは違うところで
とても悲しくなった
あまりに悲しい話しで
本当に原作にはこういう場面はあったのだろうか
と不思議な感じがしたので
本棚から取り出してパラパラ調べてみると
あった
う～ん、本を読んだときは印象になかったなあ
帰りのシカゴ空港はものすごい雪
たくさんのFLTがキャンセルになる中
ターンテーブルから荷物を降ろそうとしていると
赤ら顔の大きな男性が
上下トレーニングウェアで
｢あ、それ！俺の、俺の｣
と叫んでる
それを受けて、小柄な男性が
｢それ、取ってあげて｣
と別の男性に指示していた
よく見ると
元ジャイアンツで解説者の
デイブ大久保ではないか！
どう考えてもお前の方が体でかいんだから
人に荷物取らせず、人の分まで取ってやれよ
と思いながら帰国の途へ
あんな上下ジャージで飛行機乗れるなんて
便利だなあ、スポーツ選手は
普通の人間には恥ずかしくて出来ない・・・