ある人が本に関する話しをしてたので

本に関して考えてみると

その人があげた赤川次郎
悪いけどあれは読書じゃない

ワープロの花子さんの代筆で書いたのと同じ
あれは活字
文学になっていない

赤川次郎を読んでいるようじゃだめだよ


今日はとても天気がよかったので
庭のテラスに椅子を出して
本を読んだ

前からこういうゆったりした時間の中で読みたかった
ヘルマン・ヘッセ「ヘッセの読書術」 草思社

こういう本を読むと
本は内容が面白いから読むのではなくて
本を読むのが楽しいから読むのだってわかる

暖かいのでTシャツ一枚になって
コカコーラを飲みながらポップコーンを食べ
葉巻を吸いながら
ゆっくりとゆっくりとヘッセを読んだ

何も音がしない静かな午後に
庭の芝生のグリーンの上をハミングバードがやってきて
花の蜜を吸っていた

本を読むこと、所有すること、触ること
すべてが読書の楽しさだ



夕方、紀伊国屋に行って
ほりえもんの本を買った

いきなりヘッセからほりえもんか、と言われそうだが
ほりえもんはアホではない
こいつは本当に頭がいいと思う

それはまた今度の話